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【真珠】本物と偽物の違いって?騙されない見分け方と確かめる方法!パールの種類

投稿日:2017-01-06 更新日:


真珠って冠婚葬祭使えて、普段使いのファッションアイテムとしても使えてとっても便利♪持ってるだけ・つけているだけで上品に見えますよね。実はあまり知られてないですが、日本が初めて真珠の養殖を成功させた国なんです。その美しい見た目から世界中に愛され続ける真珠。安いイミテーションのものから、アコヤ貝から取った正真正銘の高価な本真珠がありますが、見分け方、分かりますか?一見しただけでは分かりにくく、騙される人が後を絶ちません。正しい知識を身につけて、本物の美しさが分かる女性になりましょう♪

パールの本物と偽物の違い・見分け方まとめ

①本物の真珠は重い

本物の真珠はイミテーション(偽物)の真珠に比べてずっしりとした重さがあります。偽物の真珠はプラスチックの核にパールエッセンスを吹き付けて作られているものが多いので、ふわっと安っぽい軽さがあります。ただし比べる対象がないとどちらか分かりにくいです。

②本物の真珠は冷たい

手に乗せる方法では分かりにくいですが、頬に当てると本物の真珠は偽物の真珠よりひんやり冷たい感じがします。しかし頬が元々冷えていると分からないので体の皮膚が薄くて熱さに敏感な部分、例えば腕の内側とかにくっつけるといいでしょう。ただし、温度差には主観があるので分かりにくいです。

③本物の真珠は真珠同士をこすり合わせるとザラザラ

これは真珠が複数個あるアクセサリーでしか分からない方法ですが、本物の真珠は卵の殻のように、こすり合わせるとザラっとした感触があります。偽物はつるつるしてこすり合わせても滑ってしまいます。

④本物の真珠は一つ一つ全く同じではない

これも真珠が複数個ついているアクセサリーでしか分からない方法ですが(真珠のネックレスなど)本物は天然ものにつき大きさや模様、さらに言えば光の反射の仕方が微妙に違っています。偽物は色むらもなく全く同じで、光り方も均一。THE・工業製品!大量生産!といった感じです。

⑤本物の真珠は穴が美しい

真珠のネックレス等、真珠自体に穴が空いているもの限定になるのですが、本物は穴口がスパッときれいです。偽物は穴の周りが少しくぼんで潰れていたり、“バリ”(穴周りのささくれみたいな尖ったもの)があると偽物(イミテーション)です。

本物の真珠の種類とは?淡水パールは偽物のような本物

上記でお手持ちの偽物が本物が分かったでしょうか。しかし、本物の真珠でも種類があるのでちょっと注意してください。ちょっとこれは本物の定義にもよるのですが、一般的に本物の真珠というと以下の3種類になります。

天然真珠
天然の真珠貝の中から偶然見つかる真珠のことで、1920年代に養殖真珠ができるまでは、1万個の貝から数粒しかみつからないと言われ、希少価値が高かったです。しかし、当然天然なので、丸くも美しくもなく、ほぼ流通されていません。ジュエリーに使うなんてもってのほか!

養殖真珠
現在流通されている真珠のジュエリーのほとんどがこの養殖真珠です。養殖というと天然より落ちるイメージがありますが、全く逆です!一つ一つ人の手で、貝の中に核を入れる手術をして作っているため、とっても手間がかかって大変なんですよ。
現在日本でで養殖されるほとんどの真珠が「アコヤ真珠」と呼ばれているものです。(アコヤ貝という貝から採れるため)真珠の大きさは約2mm~約10mm。
色はホワイトピンク系、ホワイトグリーン系からクリーム系、ゴールド系といった物があり、これはアコヤ貝を開いてみたときに初めて分かります。決して着色はしていません。一般的には数が少ないとされているホワイトピンク系が希少価値が高いとされています。その他にも黒蝶貝・白蝶貝・マベ貝・アワビなど、様々な貝の種類から真珠ができ、それぞれの特有の色・形をしています。

淡水パール
イケチョウガイやカラス貝といった、淡水生の貝の中に出来る真珠は淡水パール(淡水真珠)と呼ばれています。アコヤ真珠等の「本真珠」と言われるものとの違いは、核を挿入しないこと。(入れると貝が死ぬ可能性が高くなる)そのため、真珠が真円には育たずライス型やドロップ型といったさまざまな形状になってしまうため、価値・価格にアコヤのそれと天と地の差があります。表面のテリもアコヤと違います。最近ではわざと形のくずれたパールで作ったアクセサリーもあり、それらのパール「バロックパール」と読んでいます。なので、安いのに「真珠」と謳われているものはこの淡水パールが多いです。※しかし近年では核を挿入して10mmを超える大玉も産出されるようになってきました。

本物の真珠は意外と弱くお手入れが必要

本物の真珠は、人の汗や皮脂に弱く、使用したら乾いた柔らかい布で拭いてあげなきゃいけません。輝きを失ってしまいます。また、ちゃんとした真珠の販売店で購入すると、ネックレスの場合は使ってなくても2年に一回は、中の絹糸の交換を勧めています。このように作る段階でも、購入した消費者でも手間暇かかるのが、本当の真珠なんです。
本物の真珠は重くて冷たくて人の汗にも弱くて手入れも必要…偽物は軽くて冷たくなくてお手入れも不必要…。しかも見分け方を見てしっかり見分けないと違いが分からないなんて!日常使うのでどちらがいいかと言われれば…考えものですね。
それでも本物の真珠を使いたいという人は“本物を持つ喜び”をよく分かっている人なんでしょう。肌にかかる重量感は貝たちの命の重み、触れるひんやりとした冷たさは冬の海の水温…と思えばお手入れすらも真珠を愛情持って大切に扱うための儀式のように思えませんか?例え自己満足だと言われても、その自己満足はきっとあなたをもっと輝かせる何物にも代え難い財産だと思います。

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