オーストラリアのメルボルンで誕生した、植物性由来の成分と非植物性由来成分を使用したハイスキンケアブランド、Aesop(イソップ)。オシャレなカフェのトイレの洗面台にハンドソープで置いてあることが多いですよね。実はオシャレなカフェだけでなく、高級ホテルのアメニティに使われる程、世界的にも信頼度の高いブランドなのです。オシャレに敏感な女子にとって、一度は試してみたい憧れのスキンケアブランドとも言えます。
★目次★
Aesopの読みはイソップ!どんなブランドで歴史は?日本上陸はいつからか
まず読み方がイソップということ自体知らなかった人も多いのでは?デニス・パフィティスによって1987年にオーストラリアのメルボルンで創業。
イソップは、知的探究心、将来への展望、移ろいやすい心の中で行なわれる人間の努力というものを大切に考えています。私たちは、生活環境や気候を考慮し、細部まで注意を払うという姿勢を忘れずにひとつひとつの商品を開発しています。
イソップは独自に研究を重ね優れたスキンケア、ヘアケア、ボディケア製品を生み出し続けています。ヒット商品が出たからって、ずっと大量に製造し続けるのではなくて、定期的に見直し新しい商品リリースするそう。留まることを知らない研究者魂を感じることのできるブランドです。全ての製品は男女両方向けで作られていることも特徴の一つです。日本上陸の歴史は古く、1995年にはあったそう。日本初の「Aesop」路面店は2010年12月8日に「Aesop 青山店」がオープンしています。
Aesop(イソップ)のパッケージデザインがオシャレ!でも何か分からないww
Aesopの特徴と言えば成分よりも何よりもまず、その他の何にも似ていない、思い切ったパッケージデザインではないでしょうか。英語が容器に色はついていようと、デザインはずらずらーっと英語の文字が並んでいるのみ。しかもモノクロ階調。一度見たら忘れられません。コスメパッケージデザインのデザイン本にも紹介されている程です。これを真似しているデザインはたまに見かけますが、恐らくこの案はイソップが初でしょう。どういう商品か裏面の日本語ラベルを見ないと全く分からないという思い切りの良さがあります。このデザインは知的で持続的であることを意識してデザインされており、機能的。同時にデザイン性を最大限まで高めるため慎重に設計されているそうです。シンプルデザインの意味は、余計なものは必要ないという商品への自信だとも考えられます。薬局に置いてある分かりやすすぎる商品が悲しくなる程です。
Aesop(イソップ)の値段は?価格帯が高い理由
自然由来の成分を使ったスキンケアブランドの競合、類似ブランドとしては、SKIN FOOD(スキンフード)やSABON(サボン)、CosmeKitchen(コスメキッチン)やShiro(シロ)、大手だどLUSH(ラッシュ)やBODY SHOP(ボディショップ)、ロクシタンがあります。大手は比較的安価なものまでありますが、その中でもAesopは特に値段がお高め。その理由は…?考えれることをまとめました。
①先述した通り、一度に大量に生産しないから(常に中身を刷新)
②こだわり抜いた原料を使用しているから(その土地まで出向いて仕入れのための調査をしたりする)
③ショップデザインにもお金がかかっているから。什器を全店舗共通で発注しないから(後述)
とにかく効果の高い植物由来成分を使用した製品づくりのパイオニア×芸術家とも呼べるデザイナー集団の塊が総力を結集した、気高きプライドの値段だと思います。
Aesop(イソップ)の店舗デザインへのこだわり 壁や照明器具、棚にまで地域独特
店にも入りにくすぎることで有名なイソップ。洗練された店舗デザインはまるで美術館のよう。映画や文学、またはその土地ならではの特色からインスパイアされたインテリアデザインは当然全店舗違った顔を見せてくれます。
私たちは30年にわたり、新しい店舗の設立に関連する差異の交渉から生まれた不思議な親近感に喜びを感じています。不慣れな風景に浸ること、地元の資料を調査すること、地元の文化や歴史と関わること、肥沃な新しい関係のコース開発。インテリジェントで持続可能なデザインへの私たちの真の関心は、アイソップのすべての側面にまで及んでいます。綿密な研究が各製品の処方に不可欠であるように、私たちの実用的な容器は、それらが容易に機能し、私たちの目を喜ばせるために注意深く検討されます。私たちは、よく考えられたデザインが私たちの生活を改善することを明白に信じています。
デザインが生活を改善ッ…!名言です。あなたの家の近くのイソップはどんなショップデザインでしょうか?店員はその由来まで必ず知っているはずなので、聞いても面白いと思います。色や壁紙、棚や洗面台に至るまで土地のこだわりが隠れていることでしょう。
袋が巾着!ショッパーまでハイセンス。女子プレゼント・ギフトにも最適! もらえる・もらえなかった
イソップの特徴は、ショッパーにまで現れます。なんと、普通紙やビニールのショップ袋(ショッパー)が、なんと布で出来た巾着なのですから!まるで自然の野菜や果物を農家の人が入れて持ち帰るような世界観です。なんとオシャレ女子の間ではこれをバッグ代わりにお出かけするぐらいです。ヤフオクやメルカリでこのショッパーである巾着袋が出品される程人気なのです。なので、女子同士のプレゼント(ギフト)交換にも最適。商品&バッグもあげられちゃうから!中には「巾着袋をもらえなかった」という悲しい声もありますが、考えられる理由はもうその日売れすぎて在庫がなかったのか、発注ミスか、単に店員のミスか… どんな小さいリップクリームのような商品でも入れてもらえたので、通常でもらえないことはまずないと思っていいと思います。(本当に心配だったら店員に事前に聞くのがおすすめ)
大切な家族や友人に、誇り高きイソップの商品を差し上げてみてはいかがですか?