ドラマ「スカイキャッスル」第5話(8月22日放送)のあらすじ…浅見紗英(松下奈緒)が児童養護施設の出身であることがばれてしまい、スカイキャッスル内で孤立していまいます。娘にも紗英の父親が犯罪者であることがバレ、険悪な雰囲気に…そして「信じられる人は九条先生(小雪)だけ!」と洗脳が。
盛沢山の内容ですが、それぞれ視聴した感想・考察を述べたいと思います。特に、紗英が施設出身であることがスカイキャッスル内にバレたことを知った小雪の爆笑・高笑いが話題になっています。その理由や意味を掘り下げます!
★目次★
スカイキャッスル5話 瑠璃が性格悪い!いじめ返す末久にスカッとする
浅見家で暮らし始めた末久。地下室で済まされ、食事も一緒に摂れずまるでシンデレラのような状態。元々仲の悪かった2人ですが、瑠璃は居候させているのをいいことに、お昼ご飯のときに定食やお茶を運ばせるなどパシりのように末久を使います。
女同士の陰湿ないじめだなぁと思い見ていました。しかし後述しますが瑠璃の母親、紗英(松下奈緒)が施設出身&盗みや詐欺を働く犯罪者の娘であることがバレたとき、逆に末久がやり返します。弱みを握ったかのように、瑠璃に対して「黙っててあげる」と言い放ち、同じように定食やお茶を机に運ばせることを瑠璃にしました。
スカイキャッスルは学校内にも存在していて、ある意味本当のスクールカーストだなぁと感じました。
また、末久は瑠璃の祖母である浅見雪乃(藤真利子)と施設のボランティア体験の機会に接触し、性格や綺麗なネイルを(あからさまに)褒め、気に入られます。ますます浅見家に入り込んでいきます。
高校生で若くても女は女。瑠璃も末久もどちらも性格が悪い!笑
スカイキャッスル5話 小説反対集会で紗英の施設育ちをバラす泉(木村)の性格が悪い?
一方、相変わらず頑固にスカイキャッスルの冴島家の悲劇に関しての小説を執筆すると言っている泉(木村文乃)。
(…スカイキャッスルの住人に絡まれるのがわかっているのにわざわざ小説を家ではなく外で執筆してるのはどうなのかと思いました。これはツッコミどころですが、そうじゃないと話が展開しないので仕方ないですねw)
スカイキャッスル内では泉の小説の制作に関する反対の署名活動がなされ、住人集会が開かれる始末。
住民の95%が小説執筆反対に署名しており、冴島家に対する配慮が欠けている・子供たちに悪影響・スカイキャッスルのブランド価値が下がると猛反発。
泉はそれでも貧富による教育格差を改善する一つのきっかけにしたいと反発。
紗英と泉は激しく口論に。
紗英「小説で名を上げるためで、弱者の味方という免罪符はやめてくれない?」←ごもっともなこと言ってる
泉「わかな園という施設の子供だちがどれだけ大変な境遇か!それは施設で過ごしたあなたあなあが一番よく分かってるでしょ!わかな園にいたころのヨウコは、塾にも行けずにみじめだって泣いて…」
なんと、紗英の本名も、施設育ちであることも同時にバラします。(そんなことある!?)
いくらカッとなったにせよ、一番言われたくないことを簡単にバラすのは流石によくないなって思いました。
そこはさすがプライドの塊。浅見紗英。「嘘よ!」とか言ったりせず、「今更何言っても遅いわ」とあっさり認めました。
個人的な感想としては、世間に冴島家の事件を小説にして世間にバラし、その売上でホクホクするのは売名と言われても仕方ないと思います。つまり95%のスカイキャッスルの住人と同意見です。やるなら、ボランティア活動としてスカイキャッスルの名前を隠してこっそりやれよと思います。。言いたいことは、人の悲劇で儲けんな!!
紗英が施設出身だとバレると、スカイキャッスルの住人は手のひら返しで紗英に対して「嘘つき!」と厳しく当たります。そこまでせんでも…と思いましたが、背伸びして着飾って幸せを装うスカイキャッスルの住人からしたら一大スキャンダルなんでしょうね。そんなハブられている紗英に対して、杏子(比嘉愛未)だけは優しい言葉をかけますが、余計なお世話とばかりに紗英は去っていきます。やはりプライドの塊ですね。
その後、さらに実の娘瑠璃に紗英の父親が犯罪者だったことがバレてしまいます。おじいさまは素晴らしい人だった、毎年海外からプレゼントをくれたことも嘘だったのかと知った瑠璃は悲しみに暮れ、紗英のことが信じられず自分の部屋から紗英を追い出します。
娘に父親(おじいさま)が犯罪者だと知られたことだけは相当ショックで、紗英は泣き叫びます。住人に施設出身とバレたときとは大きく違い、娘に嘘ついていたことがバレたのはかなり辛かったようですね。ここの対比が見事でした。
スカイキャッスル5話考察 泉は小説を諦める?執筆する?冴島哲人に接触
その後、泉は小説の取材のため行方不明だった冴島哲人(橋本じゅん)に接触します。心を病んでか?山の小屋でひっそり暮らしていて、息子である遥人(大西利空)にも事件以来一回も会っていないとのことでした。
小説について泉が話を聞くも、やはり執筆・発表には哲人も反対。
哲人「あなたが小説を書いても遥人と私が満身創痍になるだけです」
その通り。事件のことを世の中にバラされていい気分になる当事者がいるわけないですよね…。父親らしく、息子だけは守りたいとのこと。視聴者としても、本人が嫌がってるんだからもうそっとしておいてやれよと思いました。というか、遺族が見つからなかったにせよ許可なく小説を書き始めちゃうのってどうなのと思ってましたけどね!
帰りの車の中で泉はボソッと
泉「私は余計なことをしているのでしょうか?思いあがっていたのかもしれませんね」
と言いました。いや、署名活動や集会まで開かせて、それでもなお小説を書きたいって言ってたのにあっさり諦めモードに入るなよ!と思いました…。
スカイキャッスル5話 二階堂亘(鈴木浩介)ピラミッドの名言
二階堂家では、二階堂亘(鈴木浩介)が、あまり成績のよくなかった息子 翔(柴崎楓雅)の為に、学力試験の予想問題を横流しして、翔の学力テストの結果は上がりました。今後もそれを続ける様子に杏子(比嘉愛未)は本当の実力はついていないと納得がいっていない様子。二人は少し言い合いになるのですが、ここで名言が飛びだしました。
亘が翔にプラミッドのプレゼントしたときのことを語ります。(ピラミッドのプレゼントてなんや…笑)
亘「ピラミッドは社会の象徴です。底辺ではい回る人生と、頂点で光を浴びる人生があるならばどっちを選ぶのか明確ですよね」
その通り!
病院内の不正をもみ消すことに加担したり、その代わりに九条先生の予想問題の横流しを続けさせたりなかなかの悪代官ぶり。欲しい物を手に入れる、頂点に立つためにはどんな悪いことでもなんでもやる。亘のこの性格は、息子の翔に全然似てなくてそれがまたよかったです。
スカイキャッスル5話 九条(小雪)の高笑い・爆笑が怖い!意味と理由 何が目的?
紗英が施設出身だったことがバレてしまったことを小雪が知ると、なんとも言えない笑みを浮かべます。(小雪の演技が大変よかった)
笑いをこらえたい、でも笑ってしまう。ついには爆笑、高笑いをしてしまう…
まさにざまぁwwwwという感じでした。「高笑いが怖い!」という視聴者の声が多くSNSで散見されました!
この高笑いの意味としては、その後の流れから【これで瑠璃を母親から引きはがせる、自分色に洗脳できる】といったところでしょうか。
九条「あなたには私がついてる。私は嘘をつかない。私を信じて」と瑠璃を抱きしめ、ますます瑠璃は九条に心酔していきます。
九条の個別指導に行ったある晩、瑠璃は家に帰りたくないと言い九条の家に泊まることになります。
九条「私も母親が苦手でした。でも自立すれば自由になれる。これからは母親の言葉に従う必要はありません。親こそが使い捨てにされるべき存在なのです」と瑠璃にとんでもないことを言い放ちます。
九条のおろしたウェーブの髪が、いつも仕事のときはひっつめているだけに本音を言っている感じがしました。
どんどん瑠璃を洗脳させていく九条。本場韓国版のスカイキャッスルではすでにこの目的が明らかにされていますが、これは九条が受験コーディネーターをしている本当の目的にも繋がる伏線のようです。
次回予告では、九条と瑠璃がさらに親密になって抱きつくシーンや、末久の父親が浅見紗英(松下奈緒)の夫・英世(田辺誠一)だったというのが発覚するような描写もありました。
ますます目が離せない、息つく間もないスカイキャッスル!第6話は8/26(木)夜9時放送なので、次回を楽しみに待ちましょう!また感想を考察を記事にしたいと思いますのでよろしくお願いします。