2人の愛を誓い合う、婚約指輪や結婚指輪。本当に色んなブランドが商品を出していて、どこのブランドのどれにしようか悩みますよね。憧れの海外ブランドとして王道のティファニーやブルガリなどが真っ先に浮かぶ人も多いのではないでしょうか?中でも今回は全世代の女性の心を掴んで離さない、【カルティエ】(Cartier)の婚約指輪(マリッジリング)・結婚指輪(ウェディングリング)について調査してみました。
★目次★
カルティエ(Cartier)ってどんなブランド?赤箱がアイコン!呼び方「カルチェ」は古い
憧れのブランドといえば?と聞いたら、多くの女性が答えるであろう【カルティエ】。ジュエリーや時計を扱う世界的に知名度の高い最高級ブランドですが、どうしてこんなにも人気を誇っているのでしょうか?まずは簡単に、カルティエのブランドの歴史から。
1847年にカルティエの創始者「ルイ・フランソワ・カルティエ」は宝石商のアドルフ・ピカエールからパリのジュエリー工房を譲り受けました。これがカルティエの始まりです。
1853年にジュエリーブティックを開き、1900年に現在も引き継がれているガーランド様式を誕生させます。 その後も経営は順調に進み、アメリカやヨーロッパの国々に支店を出し、「宝石商の王」と呼ばれるようになりました。
うーん。。。由緒正しいことだけは分かりましたが、こんな歴史を持っているなんて知っている人は少ないでしょうね。笑 百貨店で洗練されまくったショップや、多くの芸能人がつけていることで、憧れの対象に自然となったのでしょう。象徴的な高級感たっぷりの赤い箱は、その憧れを象徴するのかのようにメルカリなどのフリマアプリでも箱だけなのに売り買いされまくってます。また、驚くことに、プラチナをジュエリーに取り入れたのはカルティエが最初なんですよ!とすれば、昨今の婚約指輪や結婚指輪で使われている地金の素材はプラチナが主流なので、カルティエがウェディングリングの“元祖”と言って過言ではないでしょう。ちなみに呼び方なんですが、1980年代後半まで日本市場では「カルチェ」と表示、発音されていました。なのでオバさん世代は「カルチェ」と呼ぶ人が多いんですね。それ以降本国や英語圏市場での発音に近い「カルティエ」に統一されています。「カルチェ」と呼ぶと恥ずかしいので気をつけて!
カルティエ(Cartier)の婚約指輪や結婚指輪の値段が高い理由!
「宝石商の王」と呼ばれる歴史ある、由緒正しいブランド。手作りの卓越した職人技。デザインがオシャレ、いい質のダイヤモンドしか取り扱っていない、ハリー ウィンストン、ティファニー、ブルガリ、ヴァン クリーフ&アーペルと並んで「世界5大ジュエラー」と呼ばれている…。さまざまな理由がありますが、大きい所はブランドネームなのだろうと思います。いい意味で。ブランドネームだって、重要な付加価値の要素。例えば東京の御徒町(読み方:おかちまち)で、同じ予算でダイヤモンドのルースを探して、カルティエに似たようなデザインのアームを見つけて作ったら、きっと半額以下で買う(作る)ことができるでしょう。だけど、カルティエが好きな人はそれじゃ嫌でしょ?カルティエの指輪と同じように愛せないでしょ?それで一生その指輪を愛せるか決まるとも言えますのでね。また、御徒町は安いですが、売り切りなのでアフターサービスがほぼないところが多いです。カルティエの場合(カルティエ以外でも高級ジュエリーブランド全般に言えますが)、少し汚れたときのクリーニングやサイズ直しも柔軟にしてくれます。その度にあのこじゃれた店内に足を運べてコーヒーを頂ける(店舗によります)一生分の料金も含まれているのでしょう。
人気のデザインや理由・意味について。バレリーナやラブリングシリーズはランキング入り
では、カルティエの指輪の人気のデザインはどれなのでしょう?思いっきり主観も入っていますが、結婚指輪、婚約指輪選びの参考にどうぞ!
バレリーナ(結婚指輪・婚約指輪)
結婚指輪のバレリーナは女性らしくフェミニンな印象。湾曲した地銀の先にはメレダイヤとして周りに4つついているダイヤがかわいいです!バレリーナという名前がよく似合います。可愛らしい女性に似合いそう。一方、結婚指輪の方のバレリーナはかなりシンプルなデザインが多く、男性も抵抗なくつけてくれそうです。
LOVE ラブ(結婚指輪・婚約指輪)
言わずと知れた、マイナスドライバーデザインのLOVE(ラブリング)は根強い人気。カルティエといえばラブリング!という人も多いのではないでしょうか。デザインの意味は、古代の戦士が自分の妻に浮気ができないよう、“貞操帯(ていそうたい)”というものを身につけさせたという昔の伝説からインスピレーションを受けて作られたという…。その貞操帯って一体どんなだったんだって気になりますね…。かわいい!という人もいれば、意味を知ると人によっては、愛というより心から相手を信じられない男性の不安や束縛の象徴、貞操帯という響きからいやしいものとか悪い意味に捉える人もいるかもですね。そんな深く考える必要ないと思いますが。。。
トリニティ ルバン(結婚指輪・婚約指輪)
ふたりの永遠の結びつきを讃えるよう作られたトリニティ ルバン。婚約指輪は、一番豪華とも言える大きめデザインです。指が細い人よりもある程度ボリューミーな方が映えそうです。おばあちゃんになっても使えそう!結婚指輪の方はハーフエタニティでU字型。飽きがこなくて長く使えるデザインですね。
カルティエ ダムール(結婚指輪)
永遠の愛の証を、途切れることのない環の形が象徴する、ウェディングリング。奇をてらわない、ベーシックなデザインが多いシリーズです。万人ウケしやすく、迷ったらこれを選んでいる人も多い模様。比較的安価に手に入れられることもおすすめポイント。
パンテール(結婚指輪)
男性にも割と強い人気のあるパンテール。意味は、メゾンを象徴する動物、パンテール(パンサー)豹からきています。ボコボコしててカッコイイのですが、つけ心地はと言われると…?少し薬指とその両側の指の間が痛いかもしれません。。まぁ見た目からなので何とも言えませんが。
カルティエの婚約指輪・結婚指輪の評判や買った人の感想
では実際に、カルティエのウェディングリング、マリッジリングを購入した先輩花嫁たちの感想を見てみましょう!
・万人受けするデザインが多かったように思うので、結婚指輪には最適なブランド!店員さんの上品な対応もよかった
・オシャレで憧れのブランドの1つでしたので、結婚指輪の話になれば周りにちょっと自慢できます
・何となく自分の品格も上がるような、そんな気分にさせてくれる♪それにダイヤモンドがキラキラ!
・つけ心地がぬるっと入っていくようでよかった。
・大人の女性としての品格が出るような気がします。安っぽさがゼロ
・重厚な箱のケースや包装紙、袋やお土産品は真紅の上品な赤で統一されていて高級感があり、手にしたときの感動的
・おばあちゃんになってつけててもずっと恥ずかしくないブランド。
おおお!なんというか、指輪はもちろんいいのだろうけど、カルティエのブランド自体が素晴らしくて印象を押し上げているような感想が目立ちます!ブランドバリューってすごく大事なんだなと改めて思うことができる評判の数々でした。
カルティエの値段(価格)は平均より高い?値引き交渉はできるのか?
やはり、当たり前ですがカルティエは最高級ジュエリーブランドですので、相場より高いものが多いのは確かです。結婚指輪の相場は男女共に10万円代が相場ですが、カルティエの結婚指輪でダイヤが一粒でも入ろうもんなら、下手したら30万、40万円の商品がゴロゴロ…。(全部高いというわけではなくてベーシックなダムールシリーズなんかは手に入れやすい価格が多いです)やっぱり高いから、できることなら安く買いたいですよね!!
記念品に値引きなんて…と思う事なかれ。まずは恥を忍んでやりましょう!!大事なお金なことには変わりありません。あの静寂に包まれた店内でドストレートに「値引きしてください!!」というのはアレなので、「もう少し、お勉強してくださることできますか?」と、あくまで上品に、こそっと言いましょう。値引きについて全くできなかったという人から、1割以上は安く値切れた!という人までいます。ということは、絶対出来ないというわけでないということです。
値引きのコツとしては以下があります。
・買うまでに何度も通って顔見知りになるレベルまで行く
・旦那と親を含めて数人でいく
・正規取扱店よりデパートに行く(もしくはその逆の場合もあるので色んな店舗を回る)
・1〜2月に行く(決算前)
ただし、あまり安い商品だと応じてくれない可能性が高いので注意してくださいね!当たり前かもしれませんが、結婚指輪を買うときは夫婦分2つ一緒に買いましょう!
カルティエの婚約指輪・結婚指輪まとめ
いかかでしたでしょうか。やっぱり永遠の王道ブランドは絶対に間違いないもの。男性の方が女性に婚約指輪としてカルティエの指輪を贈ることは、大変お勧め致します。女は誰しも見栄っ張りなところがあるので、誰もが知ってて賞賛される、嫌味じゃないのに分かりやすい高級ブランドを嫌がる女性なんていませんよ。考えてみてください。一生モノですよ?喧嘩したって、贈った指輪を妻が見る度に「こんなに愛されてる(愛されてた)んだ私…♥」と思い返してくれるかも。つまるところ、一生分のご機嫌が指輪一つで取れるんですよ。離婚の危機だって、カルティエが救ってくれるかもしれません。
皆様の指輪選びが楽しいものでありますように☆