“きみ棲み”こと、きみが心に棲みついたの第2話が1/23(火)に放送されましたね!相変わらずの胸糞悪いっぷりでしたね…。しかもラストのキョドコの【星名への異様な執着ぶり】には視聴者の中では波紋が広がっているようです。2話の視聴率は8.5%と、初回から0.9ポイントダウンとなりましたが、十分におもしろい内容でした。感想や伏線をまとめましたのでどうぞ! ※この記事はネタバレを含みますので、録画でこれから見るという人は注意願います!
★目次★
「きみが心に棲みついた」第2話のあらすじ
今日子(吉岡里帆)は慕っていた先輩の堀田(瀬戸朝香)ではなく、星名(向井理)が率いるプロジェクトチームに参加することになった。同じチームの八木(鈴木紗理奈)は、威圧的な態度で今日子の企画を一蹴する。加えて星名が何か仕掛けてくるのではないかと今日子は不安でいっぱいになる。
そんな時、堀田から吉崎(桐谷健太)が取材のため会社を訪れると聞き、喜び勇んだ今日子はハイヒールにミニスカートという自分らしくない格好で出社する。そしてその勢いのまま、仕事以外で関わるつもりはないと星名の誘いを断ることに成功した。しかし、吉崎とはすれ違い続けてしまう。一方、その吉崎は星名を紹介されていた。吉崎と共に取材に訪れたスズキ(ムロツヨシ)は星名の爽やかさの裏に何かあると違和感を覚える。
星名の歓迎会に参加した今日子は、同期の飯田(石橋杏奈)と星名が親しげに話す様子にショックを受ける。必死にもう星名は関係ないと自分に言い聞かせるが、二人が手をつないでいることに気付いてしまい・・・。
星名(向井理)の名言・名セリフ!能力を引き出すには競わせること
きみが心に棲みついた 2話では、今まで吉崎(桐谷健太)LOVEだった今日子(キョドコこと吉岡里帆)が、嫉妬からまた星名(向井理)に気持ちが引き戻されて行くというあらすじでした。今回のあらすじを物語るかのような発言を星名がしていました。
「人の能力を引き出すのに手っ取り早いのは、競わせることです。 競争には必ず嫉妬が生まれますから人間の妬みや嫉みそういう醜さは、ポジティブな動機よりパワーになる」という名言(?)がありました。
星名はそれを利用してキョドコを振り回しまくり最低なのですが、経営者とか幹部、中間管理職の目線からしたら、「なるほどな!」と納得するのではないでしょうか。確かに負けたくないというライバルがいる状況の方が人間って1人で何かを何遂げるより遥かに力が出ますもんね。だからといって、星名みたいに恋愛にそれをそっくりそのまま持ってくるのは御法度!人を傷付けますのでね。漫画家、スズキ次郎(ムロツヨシ)の直感は非常に正しくて、星名は「笑ったまま平気で人を陥れる」。
星名(向井理)がキョドコ以外にも手を出す!ボールペンで刺しかける!整形や虐待されてた疑惑・伏線
きみが心に棲みついた 1話よりも、星名はキョドコ以外の人物にも荒々しい手をあげるようになります。飯田彩香(石橋杏奈)が、会社に商談でやってきた元カレに迫られて困っているとき、星名がその部屋に入ってきて、相手の男を掴み持っていたボールペンで刺す真似をします。てっきりこのときに飯田は星名にドン引きするかと思ってましたが、逆に好きになったみたいですね笑 また、刺しかける瞬間、小さい子が父親と思われる人物に同じように突き刺されそうになっている星名の小さい頃と思われる再現映像が流れました。星名は幼いころ、親に虐待・ネグレクトされていた可能性を示唆しています。もしそうだったらこんな歪んだ性格になったのも納得できる気がします。また、別の場面では星名がバーにいるとき、そのバーのマスター牧村と話している中で、牧村が「最近太っちゃって、鼻整形すればあなたのようになれる…」と話していたら、急に星名の顔つきが変わり,飲んでいたお酒をマスターにぶっかけるというシーンがありました。「誰にも言わない」ような旨を話していたので、彼だけが唯一星名の過去を知っているみたいでした。これは確実に整形していることの伏線だと思いました。
キョドコにイライラ&ムカつく!モラハラ・パワハラ・セクハラ星名。なのに好き?
こんなひどいことをされてもなお、キョドコは星名を追いかけ続けます。視聴者はイライラするという感想が多くあります。「あなたのことはそれほど」で少し流行った「イラキュン」というやつですね。
星名の言う通り、嫉妬は人を熱くさせるものなのでしょうか。星名の歓迎会の後、酔った(フリ)飯田を星名がタクシーで送って行くシーンで、追いかけたキョドコが「私以外の子に優しくしないで!」と…。まさかここまで言うとは思いませんでした。吉崎(桐谷健太)に好きとか言いまくってるのに。。。
そして、タクシーに乗って行く2人を(しかも車内チューあり)追うキョドコ…「星名さん待って!星名さん待って!」と追いかける姿が、見ている側が本当に辛くて、こんな体験してないのに泣けてくる程、入り込みました。吉岡里帆の演技の上手さを物語ってました。一部の視聴者の間ではそれが胸糞悪くて見ていられず、3話以降は離脱が増えるのでは?という見方もあるそうです。
ボイスレコーダーで全部録っちゃえば即パワハラ&セクハラ&モラハラで一発解雇なのに、きっとキョドコはそれもできないんでしょうね。深層心理では「星名さんにもう一度優しくされたい」と思ってるから。イライラもしますが、すごく辛いときに優しくされて安心したキョドコの記憶は、なかなか離れてくれないんだろうなぁと辛くなりました。辞めたいのに辞められない、薬(ヤク)やアルコール中毒と同じなのだろうと。そう考えると可哀想に思えてきます。
それにしても、最後のファミレスの店内と外越しにキョドコと吉崎さんが話すシーン…キョドコはこの2話のまとめとなるような名台詞「卒業できないんじゃない、終わらせたくないんです!醜いんです!!」って。。雨の中傘も差さずに店内にいる吉崎に言いましたが、吉崎の耳には果たして届いていたのか謎です。
吉岡里帆と桐谷健太が行った水族館の場所はどこ?東京?おもしろい?
余談ですが、吉崎とキョドコがデートで急に行った水族館、どこだか分かりますか?答えはスカイツリータウンにある、すみだ水族館です!
〒131-0045 東京都墨田区押上一丁目1番2号
東京スカイツリータウン・ソラマチ5F・6F すみだ水族館
TEL03-5619-1821(9時~21時)
他の水族館と比べ遅くまで営業しているので、夜のデートにもピッタリですね。そこまで広くなくて回りやすいです。筆者も一度行ったことあるのですが、目玉はやはりペンギン。他にはオットセイがいます。イルカやシャチなど海獣系は少ないです。さすがに都会の水族館なのでそこまでいなくて当たり前ですね。。その代わりと言ってはなんですが、演出方法はこだわっており、クラゲ万華鏡トンネルやアクアスコープ、日本最大の金魚展示ゾーンである江戸リウム(アートアクアリウムのパクり!?)など、スタイリッシュな水族館です。独特な水槽なので、すぐにロケ地だと気付くことができました。
きみが心に棲みついた 第2話の感想・まとめ
第2話は、キョドコの揺れる恋心。アラサーにもなると失った恋のひとつやふたつはありますよね。いくら新しい人にゾッコン!になりたくても、どこかで元彼と比べてしまって幻滅したり…。キョドコほど強烈な思い出ではないものの、同世代だったら少なからず共感できる所はあるドラマだと思います。筆者も含め、「キョドコにイライラする」という多くの人は、自分の中の一部がキョドコと重なるからではないですか?“嬉しかった思い出にいつまでも執着してしまう”。それが自分自身でも嫌だから、キョドコを批判したくなるのでしょう。人が怒る瞬間というのは、その人自身のコンプレックスを刺激されたことが原因であることが比較的多いです。意識、無意識に関わらず。ああ、星名みたいなことを言ってしまった笑
ただ、吉崎の前では自分の「好き」という気持ちをぶつけまくれる、駆け引きしないキョドコの姿勢には見ていて気持ちいいものがありました♪
第3話も楽しみです!