あの有名な白鳥マークのスワロフスキー(SWAROVSKI)。通称スワロと言われていますよね。イメージキャラクターに、女優のミランダ・カーを起用したり、羽振りがいいですけど、実はジュエリーショップなのにダイヤモンドを扱っておらず、ガラス製品の会社なんです。なのに、なぜあんなに高い?え、そもそもネイルとかデコ電(←古い)に使うパーツのことなんじゃ…って思ってる人もいるのでは?そんな素朴な疑問にお答えします。
★目次★
スワロフスキーはラインストーンとかデコのパーツではなく会社名
スワロフスキーは1895年創立・オーストリアの高級ガラスを扱う会社の名前です。オーストリアを代表するクリスタルガラスモチーフで国際的に有名です。このスワロフスキーの作った製品に似ているストーンパーツのことを若い人たちの間では「スワロ」と言われています。が…この会社以外の製品は正しくは「スワロフスキー風」と言わなければなりません。一般的にビーズ等の装飾用のラインストーン=スワロフスキーと思っている方も多いようですが、間違いなのでお見知りおきを。ほんもののスワロフスキーは簡単にネイルや携帯カバーに使えるような値段じゃありませんから。
スワロフスキーはなぜ高い?ただのガラスではなくクリスタルガラス カットにこだわった輝き
スワロフスキーの製品が高い理由として、大きく2つ。素材にこだわっていることと、計算された緻密なカットであることです。
①素材にこだわっている…通常のガラスではなくクリスタルガラス
スワロフスキーで使われているのは、通常のガラスに酸化鉛を32%以上加えて透明度を増したクリスタルガラスです。フルレッドクリスタルと分類されるもので非常に透明度が高く光を当てるととても綺麗に輝きます。光の反射加減により虹色に見えることがあります。水晶ガラスとも言われているほど無色透明で光沢があり、一見天然の水晶とも間違われるほど。鉛が含まれることで、一般的なガラスに比べ屈折率が高くなり、ダイヤモンドにもひけをとらないほどのキラキラの輝きが出るのです。なので「スワロフスキーはガラス」とくくってしまうと失礼にあたります。ちゃんと「クリスタルガラス」と言うように覚えておきましょう。
②きちんと輝きが出るように計算し尽くされた正確なカット
1892年に初めてマシーンカットを開発。絶えず技術開発をしていて技術レベルが非常に高く、世界的にも認められている品質を持ちます。もちろんそのマシーン等は企業秘密ですが。その高い技術は、ベルサイユ宮殿やオペラ劇場のシャンデリアパーツなども手がけている程なんですよ。
スワロフスキーを安く買う方法はあるの?値引きのコツ・方法
スワロフスキーを安く買う方法としては、型落ちのものだったりすると、オンライン公式アウトレットで在庫限りですが20〜50%OFFになっていたします。また、定期的に割安になったりする期間もあるのでそこを狙っていく手があります。
直接店頭での値引きは、〜5万円以内だったらどうにかなる価格帯だと思わない方がいいです。値引きするならメルカリやフリル、ラクマといったフリマアプリなどで出品されているものにしましょう。(ただ個人的には中古より新品を使用してほしいです。輝きの違いがホントによく分かるから)デパートとかで売られてるジュエリーショップ群と同じところに並んで、同じような高級感出してるのに圧倒的に安いので、値引きなんて考えない方がいいと思いますよ!
ただ、スワロフスキーの腕時計(ウォッチ)だったりすると値段の桁が違ってくるので、もしかしたら値引き交渉は可能かもしれません。言うだけ言いましょう。
女性へのプレゼントに最適!だけど婚約指輪・結婚指輪はNGかも
スワロフスキーの製品はどれもかなりキラキラしていて、女性ウケ抜群。幅広い世代・年代の女の人が好む製品がたくさんあり、誕生日プレゼントやクリスマスプレゼントには最適だと思います。しかしながらここで注意。プロポーズのときに使う婚約指輪や、結婚したときの結婚指輪には適していないと思われます。婚約指輪はこだわらない女性だったらいいのですが、あくまであの鉱物の“ダイヤモンド”という響き、つまり“ダイヤの指輪”という響きに憧れる女性が多いからです。(カラットなどの4Cを度外視しても!)いくら高いと言ってもダイヤの指輪と比べたら桁が違う安さですし、強度だって、ダイヤモンドと格が違います。ダイヤモンドと比べるものではありませんが、まだまだチープなガラスというイメージを持つ人が多いブランド。なのに婚約指輪っぽいデザインのものがあるので要注意です!また、何十年とつけ続ける結婚指輪は地金(アーム)の強度が大切。通常結婚指輪で使われるのはプラチナが多いのですが、スワロフスキーのウリはあくまでクリスタルガラスなので地金がプラチナのものはありません(2017年現在)。また男性向けのデザインも少ない(ゼロに近い)ので、結婚指輪も厳しいです。以上のことからウェディング関連のジュエリーではスワロフスキーは適していないと言えるでしょう。
以上、スワロフスキーの高い値段の理由やその他もろもろでした!最後までお読み頂きありがとうございました。
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