筆者、27歳独女です。不倫についてですが、何を隠そう筆者も21歳のときと、24歳のときに不倫をしたことがあります。相手の既婚男性は両方とも子持ち。最低ですよね。分かってますよそんなこと。運良く嫁にバレなかっただけで罪悪感だってそれなりにありました。いや、バレてたのかもしれませんが、大事にならなかっただけかもしれません。ダメなことぐらい十分に分かってる。だけど、走り出した気持ちはブレーキの存在を知らなかったです。それどころか余計燃え上がってました。
この記事は周りを傷つける、誰も幸せになれない。慰謝料も取られることだってある…けど、そんな言葉聞き飽きた!!!知りたいのはそんな誰でも言う一般論じゃねえ!もっと不倫経験者で気持ちの分かる具体的な言葉が欲しいんだよ!!って人だけ読んでください。そして、不倫関係に開き直ってるんじゃなくて、現状に甘んじてはいけないって人。結婚して家庭をもって自分の子供を生みたいって思ってる人だけ読んで下さい。少しでも力になれたら幸いです。
★目次★
2度の不倫の体験から考察する不倫の終わり方のパターン
1度目は愛のない遊びの不倫
1度目、21歳のときに経験した不倫はまだよかったです。仕事関係で知り合った20個も年上の男性で子供2人持ちでした。私は大人な彼のことが大好きでときめきたい放題でしたが、当時でも彼は私に恋愛感情など皆無なことは分かっていました。一度も好きと言われたことはありませんでした。バカな私は平日の夜中でも「来て」と言われたら隣町まで車飛ばして会いに行って体だけの関係を続けていました。当然休みの日や昼間のデートなど一度もしたことなかったです。本当はしたかったのですが、言えなかったんです。そんな関係が8ヶ月程続いたとき、私を愛してくれる未婚の彼が現れ、一気に冷めることができました。ある日決心してLINE(ライン)を消去&ブロック。着信拒否にして突然関係を絶ち連絡が取れないようにしました。このときの潔い自分は今でも尊敬します(笑)若かったのもあって、寂しいとか結婚とかあんまり考えてなかったのも大きかったと思います。一見、人としてひどい別れ方だと思うんですが、不倫の別れ方としてはこれもありです。というかこれが一番いいのかもしれません。元々不誠実な関係で始まったんだから最後まで不誠実でも問題ありません。
2度目は愛のあるやっかいな本気の不倫
2度目の不倫はかなり厄介でした。同じ職場の上司。不倫で悩む多くの人はこのパターンで苦しめられているんだろうなぁと思いました。最初はタイプではないし全くそんな気持ちはなかったのですが、あるとき出張が重なってよく話し、魅力に惹かれていって気付いたら深い仲になっていました。既婚者の彼は、親が離婚していたこともあり、元々結婚に夢を持っていないタイプの人でした。彼が結婚した奥さんとは愛のないまま、社会の都合上、形だけの結婚していた人でした。彼は私に出会って人生で初めて本気で好きになった人が現れた、と話してくれました。不倫男が言う常套句の噓ではないこと確かでした。仕事そっちのけで不倫の苦しさに泣きわめく私を夜中から朝までなだめてくれたり、詳しい事情は書けないですが私のために彼は自分の命すらかけたこともしました。人生でこんなに好きになれたことはもう2度とないと言い切れます。
しかしそんな彼がなぜ離婚して私と結婚しなかったか?彼の言い分は、
「今が一番お互い好きでいられる関係。結婚なんかして嫌なところを見て、嫌われるのが怖い。そして、少しでも君を嫌いになりたくない」
彼は結婚という現実や日常で自分の気持ちを盛り下げたくない、一生恋がしたいタイプだったんです。結婚したことある人の言うことだけに何も言い返せませんでした。
私は悩みに悩みました。好かれているのは確かだけど、愛なのか…?私の老後はどうなる?恋愛対象と人生のパートナーはイコールにならないのか…?
苦しみに苦しんだのですが、結果、私は“彼の考えと同じ考え方をする”という着地点に落ち着きました。彼を好きな気持ちを保ったまま、合コン行きまくって出会い系しまくって、適当な条件だけの男を見つけ付き合うことに。既婚者の彼にも、彼氏ができたことを全部つまびらかに話し、徐々にフェードアウトしていくという了解を取って、円満に静かに関係を薄めていくことができました。
不倫中・独身女の心の持ち方→タラレバは禁物!全ての責任は自分
不倫の経験から言えることですが、不倫で苦しい責任を既婚の彼になすりつけるのはお門違いです。全て自分の責任なんです。いや、厳密には違うだろうけど、そう考える方が絶対いいんです。自分は変えられるけど、人は変えられないから。
「奥さんと別れて(離婚)してくれれば」
「彼に子供がいなかったら」
「もっと早く私と出会ってたら」
「私と彼が結婚してたら」
ドラマで話題になった“タラレバ”ですが、笑い事じゃなくてかなり危険な言葉です。タラレバは言い訳。責任を人になすり付ける言葉。今自分が悩んでいること、苦しんでいることは全部自分が蒔いた種なんです。全ての出来事は自分が選んできた道の上に成り立ってるのに、人のせいにしたらダメなんです。※「自分が~だったら」というのだって、結局そうなしなかったのは自分のせいであって、その責任を当時の人や環境のせいにすることです。
また、不倫女の視聴率100%(笑)を誇ったドラマ「昼顔」、吉瀬美智子が演じた滝川利佳子の名言「(不倫は)喜ばない、期待しない、明日をみない」これに尽きます。人に期待した瞬間、依存になり、人生からの責任逃れの始まりなんです。
だから、不倫をやめる方法なんてない。外部的な力では。
自分の勇気と強い意志があればいつでも終わらせることができるんです。ですが、そう簡単にはいかないから、考えて考え抜いて、苦しんで苦しみ抜いて、いけるところまでいってみる。人間そんなに強くないですから、ぶっ壊れる直前できっと防衛本能で不倫を辞められるはずです。そんな時間的余裕がない20代後半以降の女は、酒の勢いでも何でもラインをブロックすべき。それが勝ちなんですよ。翌日後悔しても、数週間後には絶対ブロックできてよかった、って思うから。
まずは不倫の責任は全部自分、って思うところから始めましょ?
がんばれ、独女!