すっかり女子の冬のインナーの定番になっているユニクロのヒートテック。暖かさと使いやすさでファッションの幅が増え、初めて着た冬は衝撃を受けました。そんなヒートテックは毎年改良が加えられていて、新鮮な驚きを与えてくれてます。昔に比べラインナップも増えましたよね。その中でも「暖かすぎる!」と大人気の【超極暖ヒートテック(ウルトラウォーム)】について、他のヒートテックシリーズとも比較してまとめてみようと思います!
★目次★
【ヒートテックの種類】暖かさ…ウルトラウォーム>エクストラウォーム>通常
ざっくり説明すると、ユニクロのヒートテックは暖かさ別に種類が分かれています。表すと以下のようになっています。
超極暖ヒートテック(ウルトラウォーム)>極暖ヒートテック(エクストラウォーム)>ヒートテック
横文字では分かりにくいですが、超極暖とか極暖って日本語だと分かりやすいですね。
そりゃあめちゃくちゃ寒い季節には超極暖一択になりますよね。(←この判断が正しいかどうかは後述します)他のシリーズより高いといっても値段は1,990円(税別)。(参考:通常ヒートテック/990円 極暖ヒートテック/1500円)暖かさの天秤にかけたら気にする程の値段じゃありません。さすがユニクロ価格。なんと、超極暖は極暖に比べて1.5倍暖かいんだとか!超極暖は温かさの最上位クラス。トップスのインナーとしては長袖でクルーネック(U首)のみの展開です。
超極暖は本当に暖かいか?実際に着てみた着心地の感想…室内は暑い!使用シーン別に考えてみた
超極暖ウルトラウォームヒートテックは、インナーというか、すでに薄手のスエットですね。裏起毛と謳っていますが、もっこもこのフリースが詰め込まれましたって感じです。南極の探検隊の人にオススメしたいレベル。一言で感想を言うと、めちゃくちゃあったかいです。バカなことに、買った翌日、暖房ききまくっている会社に着て行った筆者は一日汗だく、カッカしてきて集中力もなくなり昼にはトイレで脱ぐという事件をやらかしたほどです…。ユニクロの公式サイトには吸湿・放湿機能も備えているからムレにくいとあったのですが、汗の量が追いつかないほど暑くなるので放湿性は皆無でした。(※汗の量によるので個人差あり)なので、暖房が効いている空間に長時間いる日は選ばないで!となると、あまり出番はないので買うのは1人一枚で十分そうです。以上のことから、それぞれのヒートテックの使うシーンを考えてみました。
- 超極暖ウルトラウォーム→イルミネーション、釣り、スキー&スノボ、ディズニーランドやユニバなどのテーマパーク、アウトドア時間が長い冬の日限定
- 極暖エクストラウォーム→寒がりの人の普段使い、外をよく歩く人の普段使い、暖房があまり効かない室内にいるとき
- 通常ヒートテック→学校や会社など室内仕事の人がデイリーに使うインナー
どうでしょう?だいたい当たってると思いますw
ヒートテックって見えたら恥ずかしい?首が詰まってるので、合わせる服を選ぶ
超極暖を着たら、思ったよりもかなり首が詰まってました。あったかいことはいいんですけど、襟ぐりの広いニットを着たらめっちゃ見えました。これは恥ずかしかったですww 前だけじゃなく首の後ろ(うなじ側)も相当カバーしてくれてるので、合わせるファッションはハイネック系のニットとかじゃないとキツいですね…。けっこう服を選ぶと思います。超極暖、クルーネックのみの展開じゃなくて、Vネックの展開をしてくれることを強く願います!まぁそうすると、【暖かさを超極めた=超極暖】のポリシーに反するというか矛盾してしまうというか、難しい事情があるかもしれません。
また、逆の発想で、ジャケットとか羽織るタイプの上着の下に、見えるようにヒートテックを着ているという人もいますが、これがオシャレがどうかは賛否両論です。オシャレじゃないとすれば、それが周りの人に「ヒートテック着てる!」ってバレたとき。元々インナーで売られてる商品だし、下着丸出しということになるので恥ずかしさしかありませんね。おじさん・おばさんだったらまだしも、10代~20代の若い女子がそれをやっちゃうとちょっとまずいかもしれませんね。
超極暖ウルトラウォームはデブや太ってる人はキツい?着膨れがすごい?
超極暖ウルトラウォームや極暖エクストラウォームは、裏起毛のフリース素材分があるだけ伸びにくいこともあって、普通のヒートテックより「小さい」と体感しました。もちろん暖かいという観点ではぴったりしたものに越したことはないのですが、それで窮屈で動きにくいときたら、着る事自体が嫌になってしまうので元も子もないですよね。なので、普通のヒートテックよりもワンサイズ上のものをオススメします。主観ですけど、ぽっちゃり女子(悪い言い方をすれば太ってる・小デブ)にはMサイズはきつめです。普通の体型の人でもだいぶピタッとしてますから。着心地の好みによるとは思いますが、見栄を張らずにLサイズを買った方が出番が増えると思いますよ。また着膨れについては思ったよりも大差なかったです。痩せてる人は痩せてますし、太ってる人は太ってます。インナーのミリ単位の厚みで変わるようなもんじゃあありません。
ヒートテックでアトピーや乾燥肌は悪化する?アレルギー対策には
ヒートテックは「吸湿発熱繊維」というものが汗を吸収してくれます。それが逆に、体に必要な水分までを吸って飛ばしてしまうということにもなっています。これはアトピー肌の人にとって深刻な問題。乾燥は大敵中の大敵だからです。綿のような優しい素材で出来ているわけでないので(アクリル、レーヨン、ポリエステル)人によってはこういった化学繊維にアレルギー反応を起こしてしまうというのもあります。また、私のように超極暖シリーズを暖かいときに間違えて着てしまったら汗をかきます。アトピー肌やアレルギー体質の人は自分の汗ですら刺激物になるので、ヒートテックが直接の原因でなく自らの汗で痒くなってしまっていたという場合もあります。なので、ひとまとめに言うとアレルギー持ち、敏感肌、アトピー肌は、ヒートテックを気軽に使うことができないということです。対策としては、ニベア等の保湿クリームを体に伸ばしてから使ったり(保湿力がUPしてGOOD!)ヒートテックの下に綿やシルクのインナーを着て使用するのがおすすめです。ちなみに筆者もそうしてます。それだけして頑張っても、ヒートテックの暖かさは何物にも代え難いメリットだと思うからです。
まとめ ヒートテックシリーズはどれを買ったら正解?おすすめは
超極暖を中心にご紹介して参りましたが、数あるヒートテックシリーズでどれを選んで買うのがいいのでしょうか?やはり3枚持っていたらTPOに合わせられるので一番いいんですけど、超極暖は先述した通り出番が少ないので、通常ヒートテックと極暖ヒートテックだけでいいかな、という印象です。特別寒い日はその2枚を重ね着すれば超極暖級に暖かさを得られるわけだし。ただし、どのヒートテックシリーズでも1シーズン毎日使ったヒートテックは次の冬のシーズンにはへたって薄くなり、暖かさの性能が落ちます。新しいのを買ったときの暖かさの違いで分かった方も多いと思いますが、安いので毎年買い替えて行くことをお勧めします。
以上、ヒートテックについてのまとめでした。最後までお読み頂きありがとうございました。