1890年創業の古い歴史を持つジュエリーブランド【モニッケンダム】(monnickendam)。オランダで設立され、1914年に第一次世界大戦勃発と同時にイギリスに移住しました。その特別なダイヤモンドは各国に輸出されており、エリザベス女王から1966年、英国産業を受賞したほど。日本にも熱烈なマニアの多いブランドですが、一体どんな特徴があるのでしょうか?口コミや評判、購入者の感想などをまとめてみました!
★目次★
モニッケンダムとはどんなジュエリーブランドイメージは?知名度はあるの?
ブランドコンセプトは、「最高のダイヤモンド」「最高のデザイン」「最高の製品」とのこと。特にダイヤモンドの質・カットに強いこだわりがあります。2代目社長であるアルバート・モニッケンダムの代では、エリザベス王女のご結婚の御祝にタンガニーカ政府から素晴らしいダイヤモンド原石が寄贈され、その石をカットしてイヤリングに仕上げるという栄誉ある役目を賜ったこともあるとか(1948年)。1954年には、サークル・オブ・ラスター(光の輪)と呼ばれる研磨技術を完成させました。
モニッケンダムはダイヤモンドカッターならではの特徴を活かし、豊富なダイヤモンドからその製品のデザインに最もふさわしい素材を厳選しています。デザインに合わせてカッティングすることもあります。デザインポリシーを確実に実現する技術でていねいに製作し、厳密な品質管理を実践し、最高のダイヤモンドジュエリーを仕立てるために、それぞれの分野のプロフェッショナルが限りない愛情を注いでいます。
デザインに合わせてダイヤモンドを選び、カットするなんて、自社でダイヤモンドカッターがいないと絶対になし得ないこだわりですよね。既製品ではなく、一つ一つの商品に愛情が込められていることがよくわかります。
婚約指輪・結婚指輪においては時代に流されないクラシカルなデザインが特徴。アームがしっかりしていて頑丈な作りなので、普段からずっとつけたい!という人にはピッタリです。婚約指輪は一粒石のソリティアタイプよりも、脇石のついたメレタイプの方が、よりモニッケンダムダイヤモンドの輝きが増し、人気なんだとか。日本においてのモニッケンダムの販売店は、本店といったような独立した店舗はなく、場所は百貨店の中といった大型商業施設の中に入っています。
モニッケンダムは世界三大カッティングブランドのひとつ
モニッケンダムは、世界3大カッターズブランドのひとつに入っています(世界3大カッターズブランド:ダイヤモンドの研磨士である「カッター」を自社に擁しており、ダイヤモンドを原石から切り出し→磨き上げ→カッティングを施すブランド)。
・ロイヤルアッシャー
・ラザールダイヤモンド
・モニッケンダム
上記の3社はダイヤモンドのカッティング技術に最も優れていて、厳正な評価基準を新たに定める提唱をしたり、王族に愛されるダイヤモンドを創出するなど輝かしい歴史のあるブランドです。
世界三大カッターズブランドの他のロイヤルアッシャー・ラザールダイヤモンドについても調べた記事があるので、合わせてどうぞ!
→【ロイヤルアッシャー】価格が高い理由!購入者の口コミや感想 白い輝きが強いカットはなぜ?
→【ラザールダイヤモンド】婚約指輪・結婚指輪で購入した口コミ評判「輝きが強い七色で驚愕」「値段は高いが納得!」値引きの方法
イメージとしてははモニッケンダムはエレガント。イメージカラーはえんじですね。秋っぽい。20代後半以降〜が似合いそう。高級なマダムも似合いそう。ロイヤルアッシャーはロイヤルブルー。儚い、色白で華奢な感じで冬で雪の降る日って感じ。ラザールダイヤモンドはゴールド。元気いっぱいキラキラはじける笑顔。夏の海!といったイメージかな。(完全に主観ですww)
モニッケンダムのダイヤの輝き方は白っぽい!ロイヤルアッシャー似てる?カットの特徴
モニッケンダムのダイヤモンドの特徴はその強く輝く白っぽい輝き。ダイヤモンドの持つ白く輝く力を最大限に引き出すカッティングが現在にもなお受け継がれています。ダイヤ表面の平らな面を大きくとるカットが特徴なので比較的横長な形をしています。結果的にカラット数が、本当よりも少しだけ大きく見えることが嬉しいポイント。0.0016カラットを58面体でカットするほど卓越した技術も、世界中の人々を魅きつけてやみません。
輝き方はロイヤルアッシャー高貴な白い輝きを重視しているので系統は似ているかもしれません。同じヨーロッパのブランドですしね!残るラザールダイヤモンドは虹色にギラッギラと輝くダイヤモンドなので、全く違う系統。THEアメリカですね笑 どっちがより輝いて優れているとかじゃなくて、各人の好みに合わせて選んだら良いと思います。
モニッケンダムの値段・価格は高いの?平均相場はどのぐらい?高価な理由
ティファニー、カルティエ、ハリーウィンストンやヴァンクリーフ&アーペルといった誰でも知ってる知名度も絶大な宝石ブランドに比べたら、比較的お手頃には手に入りますが、やはり世界三大カッターズブランドだけあってそれなりの値段です。当然、婚約指輪・結婚指輪の平均相場はオーバーしますww最も、特に婚約指輪の値段はそのダイヤモンドの4Cによるところが大きいですが…
- 婚約指輪:275,000円〜 (ちなみにベストセラーで一番人気であるEN08は、365,000円〜!!)
- 結婚指輪(ペア2人分で):205,000円〜(ちなみにベストセラーで一番人気である13WR23、13WR24は、2つで370,000円です。女の人のダイヤが値段引き上げてますww)
上記は平均ではなく最低価格なので、ある程度のダイヤの質や大きさにこだわる方は婚約指輪・結婚指輪共に相場は35万〜40万円はみといた方がいいでしょう。(ほんとに個人によるところなので何とも言えませんが)むしろモニッケンダムを選ぶならダイヤにこだわらないと意味がないと言いたいので。高い理由は先述したとおり世界三大カッターズブランドというだけあって歴史ある独自技術を開発した一流カッターズブランドだからです。そこらのダイヤと全然質が違うということは素人目でも一目見たら分かる程です。
モニッケンダムを実際に購入した人の口コミや感想
- 世界的に知名度のあるブランドなので、どこの国につけていっても恥ずかしくない
- 年齢を重ねてもつけられる大人っぽさ&華やかさ。一生愛せるダイヤモンド。
- モニッケンダムに近付いただけでとき、輝きがすごかった!オーラを放っていた
- 脇石の小さいメレダイヤでさえ細かすぎるカットで圧倒的な輝きを放っていたことに感動。
- クラシカルな雰囲気と質の高いダイヤ。自分までレベルアップした気分になる
- ダイヤモンドにこだわりの強い方にお勧め
やはりダイヤモンドの質に大満足という口コミや感想が多かったです。モニッケンダムで婚約指輪・結婚指輪を検討されている方、機会があったらデパートに寄って、その歴史ある白く強い輝きを見に行かれてはいかがでしょうか?