グッチにエルメス、ルイヴィトンにシャネル…。動物の革を使用した高級ブランドは数多くありますが、そろそろみんな同じなこれらのハイブランド、飽きてきてませんか?どうせ革なら、革が一番売りのブランド持ってみませんか?男性へのプレゼントはもちろん、最近では女性のファンも多いという、【イルビゾンテ】(IL BISONTE)という選択はいかがでしょうか。イルビゾンテのどんな商品が人気で、価格はどれぐらいなのか、もしかして値切ることができちゃったりして!?耐久性はどれぐらいで大体何年ぐらい使えるものなの?購入者が気なるポイントを、徹底的に調べてみました!
★目次★
イルビゾンテ(IL BISONTE)なぜ人気?いつから認知度は上がった?
イルビゾンテは1945年にイタリアのベネチア近くで生誕したワニー・ディ・フィリッポが立ち上げたブランドです。ブランドとして始動したのは1970年のこと。ですのでブランドとしての歴史は約50年ほどになります。日本に徐々浸透してきたのが、1990年以降。認知度が高まってきたのは2000年以降ではないでしょうか。今では日本の主要都市の多くにショップを構えており、多くのファンがいます。ちなみにワニー・ディ・フィリッポ氏はまだ生きてますからね!2019年で74歳です。まだまだ若い!失礼にもよく生きていないと間違える人がいるようです笑 イタリアのフィレンツェ本店に行って、たまたまワニー・ディ・フィリッポ氏がいて、一緒に写真を撮ってもらったなんていうすごい羨ましすぎる話もあるぐらいです。
さて、革製品を制作するブランドの多くは、あらかじめレザー会社が作った革を発注しているようですが、イルビゾンテではわざわざオリジナルの革を発注していることが大きなこだわりポイント。ここに費用がかかっているため、総合的に金額が少し高めになってくるのでしょう。数十年もの間、創業者のワニーは「100%自然の力で作られたレザー」が作れる革工場を探し求めていました。ようやく見つかったのが、イタリアでも有名な革の産地であるトスカーナのサンタ・クローチェ地方にある革の工場だったそうです。もちろん、現在でもその工場でイルビゾンテの革は作られており、新しいものをつくる時も、この工場と一緒になって考え作っているそうです。「ウチは加工・販売会社だから素材は任せっきりなの〜」ではないことにイルビゾンテの高いこだわりが感じられますね。また、デザインについても流行り廃りのない、長く飽きずに使えるように工夫されているのも人気の理由でしょう。
認知度はどちらかというと女性より男性の方が多めかもしれません。(感覚ですが…)男性の方がブランドよりも本当にいい質・素材を求める傾向にあるので、当然と言えば当然かもしれませんね。革製品が好きな人多いですし。あと、イルビゾンテのバッファローのロゴもカッコいいですしね!あの星のマークもキリンビールのように見えて男性には知らず知らずの内に親近感につながっているのかもしれませんww
また、商品ラインナップが豊富なことも魅力の一つ。財布やバッグだけでなく、カードケースやキーケース、キーチャーム、バングル、ネックレス、ペンケース、腕時計、手帳ケースなどたくさんあって、だからこそプレゼントにも選ばれやすいのです。
イルビゾンテの対象年齢は何歳?20代・30代・40代 女性は使ってもいいの?プレンゼントは
革製品と言うと無骨な男性のイメージ(カウボーイ的な?)のがあるかもしれませんが、現代では大人女性にも人気で、もちろん堂々と使って欲しいです。多くは20代前半~30代後半の男女が主な客層で、この世代での認知度はかなり高いと思われます。しかし個人的には40代以降の革と同じように渋さを増してきた年代の方がよりよく似合うんじゃないかなぁと思います。20代の内に買っておいて、エイジングさせて30代、40代にヴィンテージライクに使うのがいいですね。服装はキレイめよりもカジュアル志向なおしゃれを楽しんでいる人が多いようです。
もちろん、イルビゾンテは大切な人へのプレゼントにもぴったり。その理由は、カラーバリエーションが豊富なことが要因に挙げられます。定番の黒、こげ茶、茶色、焼きヌメ、ヌメはもちろん、グリーンやレッド、オレンジ、ブルー、パープルといった様々な鮮やかな色味があります。さらには季節ごと限定のミントやライトパープルといったニュアンスカラーまで出しており、繊細な女心をくすぐりますww 女性から男性へのプレゼントはもちろん、男性も女性へのプレゼントにしてもきっと喜ばれるでしょう!彼氏彼女で色違いのお揃い(ペア)を持つのも素敵ですね。
イルビゾンテの革の耐久性はどのぐらい?水に濡れたら?何年ぐらい使えるのか
イルビゾンテの耐久性については、革自体は丈夫で破れるというような弱さはないですが、水濡れによるダメージを受けやすいです。しかし、、、
イルビゾンテ(IL BISONTE)の創業者「ワニー・ディ・フィリッポ」の理念として、以下があります。
雨が降ればどちらも濡れ、晴れればどちらも日に当たり、あなたが日焼けすればバッグも日焼けする。あなたのイルビゾンテは、あなたの一部になるのです
これがコンセプトにあります。なので、水跳ねや細かい傷にあまり神経質にならずにガンガン使って、味を出していくのがいいと思います。と言うのも、イルビゾンテの革のデメリットとして【100%天然素材】と言うことが仇になっており、水に濡れたらフニャフニャになりやすい、傷がつきやすいというのが挙げられます。そのことまで含めると、耐久性は決して高いとは言えないのかもしれません。あえて逆の発想でそこを楽しんで欲しいということなのです。
普通のブランドバックはちょっと雨に濡れたり、爪で引っ掻いたり、日焼けしたりするとショックが激しいですけど、イルビゾンテは全くの逆。日々自分が体験する様々なことを歴史としてイルビゾンテ製品に刻むように使うのを勧めているのです。埃を払ってクリームを塗って磨いたり、時々、愛情を込めてお手入れをすると、より一層愛着が湧くでしょう。
イルビゾンテ ヌメかヤキヌメで迷う!どっちがお勧め?メリット・デメリット
さて、イルビゾンテ製品を買おう!と思った時に多くの人が迷うのが、ヌメかヤキヌメのどちらの色にしようかという問題。もちろんたくさんカラーバリエーションはありますが、イルビゾンテの代表とも言える2色がヌメとヤキヌメなんです。
ヌメのメリット・デメリット
メリット
- 革本来の良さが楽しめる
- 一から自分なりにエイジングさせる楽しみがある(白に近い色から黒に近い茶色まで色の変化がある)
- ツヤが良く出る
デメリット
- 水がすぐシミになる
- お手入れをより神経質にしなければならない
- 思いがけない色になり好みと合わなくなる(特に女性は黒っぽい革になり男性的になりすぎる場合に注意)
ヤキヌメのメリット・デメリット
メリット
- 染料により最初からある程度エイジングした色味を楽しめる
- 色味が大幅に変わらない
- 水に濡れてもヌメよりかは目立たない
- ザラザラとした質感があり汚れに強い
デメリット
- 一から革を育てる楽しみがない
- ツヤがヌメより出にくい
個人的には、イルビゾンテのコンセプトをそのまま楽しむなら、エイジングによって色が変わっていく「ヌメ」をお勧めします!長く使ってもその風合いがまた良さを出し、一番エイジングを楽しめるでしょう。使い方によっては10年は軽く、20年と楽しみながら使えるのではないでしょうか。シンプルで実用的なデザインなので飽きも来ないでしょう。ヌメを選ぶ人は革のために手間暇惜しまない、本当に革製品を好きな人な気がします。もちろん最初からファッショナブに楽しみたい、水濡れするとやっぱりショックだというならヤキヌメという選択も全然賢いと思います。まぁどちらもお手入れとして最初の防水スプレー、ヒビ割れ防止のためレザークリームで油分をちょこちょこ足していくのは必要ですよ。水に濡れてシミができてしまったからといって交換・張り替えするといったアフターサービスの保証はありませんので注意です!
イルビゾンテの人気商品と価格の相場はいくら?安く買う方法!値切れるの?
人気商品の相場はどれも3万円~4万円ほど。これぐらいの価格帯の商品が一番人気で売れているそうです。ただ、取扱商品の金額が1万円後半~ウン10万円とかなり幅広いのも特徴です。そして長年1番の人気商品といえば、財布です。ほぼ毎日使う人が多く、エイジングも早いでしょう。手にとるときの手の脂もいい艶出しオイルになりますし。財布は3万円~4万円ほどの値段設定が多いため、学生であっても少し頑張れば手に届く価格だというのも人気に火がついた理由でしょう。最近は長財布ではなく、コンパクトに収まる折りたたみ財布や小銭入れが人気ですね。
ちなみに直営店や正規取扱店では絶対に値引きはありません。もちろんどれだけ口が上手くても値切ることはできません。安く買う方法は正規販売店ではないと言い切れます。
イルビゾンテ(IL BISONTE)激安・最安値・大セールと書かれた偽物サイト商品に注意
よくネットで有り得ないほどの格安価格で売られているものがありますが、中国産(偏見)の偽物・コピー品の可能性があるので買わない方がいいです!(イルビゾンテは人気なので、残念ながら偽物も多く作られてしまっているのです・・・。本当にブランドに傷をつける行為だし、悲しいことです。)イルビゾンテ正規取扱店で購入した場合は本物です。そして保証と証明書があります。(しかしネットではこの保証と証明書まで巧妙に偽装される可能性もあります!)【並行輸入品】というものは詐欺サイトの温床な気がしています。必ずしも安いだけがコピーと限らず、定価と同じ価格にもいかにも正規販売店のように見せている詐欺サイトもあるので注意してください。やはり公式ネットショップや、お店で買うのをお勧めします。ただし正規取扱店と書かれた楽天やヤフーのショップだったら安心できるところもが多いでしょう。楽天、ヤフーといった大手企業の上に乗っかっているショップだから下手な偽物は売ることができないはずです。
以上、イルビゾンテ(IL BISONTE)についてのまとめでした!最後までお読みいただきありがとうございます。