突然ですが、あなたは尽くすタイプですか？尽くされるタイプですか？
一番多いのは、「好きな人には尽くしちゃう！適当な人には尽くさないけど」ってタイプ。当然ですが。
そしてその後に、「好きな人ほど振り向いてくれなくて、どうでもいい人ほど寄ってきちゃう〜」じゃないでしょうか。
そうです。その通りです。尽くしすぎは嫌われる・別れを早めてしまう大きな原因なんです。
★目次★
尽くす女の定義
彼が全てで自分がない
彼が言ったことが全部100%正しくて彼にはYESマン。予定も全部彼優先。わがままは愚か自分の希望さえも言わない。ご飯何食べたい？と言われても「●○君が好きなものなら何でもいいよ」という発言が多い。
家庭的ですよアピール
自分の家庭的です感アピールが半端ない。家事をしてあげることが絶対彼が喜ぶと決めつけている。（本人の希望も聞いてないのに）こんな家庭的な私奥さんにピッタリでしょ、結婚もアリでしょ？と彼に無言の圧力を与える。他には、彼の取れたボタンつけてあげて裁縫得意です話や手作りお菓子攻撃で徹底的に家庭的アピール。
浮気も容認しちゃう
男の浮気のひとつやふたつ許しちゃう、寛容なのよアピール。耐えて待つことのできるやまとなでしこアピール。
「きっと彼にも何か事情があったのかもしれない」「もしかしたら自分に落ち度があって、彼に寂しい思いをさせたからでは?」と無理矢理思い込もうとします。そうすることによって、「自分は彼の1番の理解者」でありたがるのです。
最早付き合ってるとは言えませんね。何がしたいのか…ガッカリします。
どうですか？こんな女、自分が男だったら愛せますか？魂胆見え見えな女、大事にしたいと思えますか？
きっと、こういうタイプの女の人は悪い人ではないんです。ただ、幼少期に愛情を十分に貰えなかった、もしくは実感できなかった寂しい人。無意識レベルのトラウマがあるんです。愛情が欲しいから、自分を作ってもでも、どれだけ我慢してでも、本末転倒であっても愛情が欲しい。ただ、それは恋愛に代用するとうまくいきません。結局捨てられて余計寂しくなるだけです。そんな寂しい女性は“尽くさなくても愛してくれる”ということを知って、ありのままの自分で愛される実感を持って欲しいです。むしろ愛してくれて当然と思えるまでの恋愛体験をしたらそのトラウマも消えることでしょう。
尽くす女はありがた迷惑でうっとうしい！嫌われる理由
尽くす女がうっとうしがられてあげくの果てに嫌われて捨てられる理由は明白。
「女としての魅力を感じられない」
「愛情の押しつけ＝無言の圧力」
まぁ要するに“重い”ってことですね。（この言葉、簡単に使われすぎててあんまり深く意味を考えてない人多いような気がします）
甲斐甲斐しく世話焼いてくれるのはお母さんで十分。付き合い続けたとしても、きっと彼女として見られずお母さんのような都合のいい女になるだけでしょう。
それに男は自分だけの空間・時間を大事にする生き物。やれ洗濯だ掃除だと勝手に図々しく入ってこられることに大きな不快感を感じます。
返報性の原理の逆利用
「私がこんだけ尽くしてんだから、同じように私を大切にしなさいよ！」尽くす態度の中にはそういう心理があるんです。「私はそんなことない？無償の愛を提供してる！」だって？自分がどう思うかなんてどうでもいい、大切なのは相手がどう思うかです。“返報性の原理”（与えられたら与える心理＝与えなきゃいけない）という原理が働いて、相手に「尽くし返さなきゃいけない」と思わせてしまうのです。（この原理が働かない男はまず人として終わってます）それに、【無償の愛】というのは本当なんでしょうか？そんなの持ってるの親子だけですよ。尽くして尽くして尽くし尽くした彼がいきなり「大好きな人ができた。その人と幸せになりたいから今すぐ別れてほしい」と言われたらどうしますか？はい別れますとすぐ言えますか？彼の幸せが第一で無償の愛情を注いでるんですよね？簡単に別れられないですよね？すがりますよね？きっと、尽くす女はここで本性が出て、「今まであなたに使った時間ととお金返してほしい。どれだけ尽くしたと思ってんの！！」と絶対に思うはずです。決して口には出さないですけどね。
分かりましたか？「尽くす」は完全に押しつけです。ある意味暴力なんです。迷惑なんです。
好きな人こそ尽くさない、追いかけられる女になろう
中には尽くす女が男に捨てられるとは限らないという意見もありますが、そんな男は、同じように尽くしまくる面倒くさい男（これはお互い尽くし合ってうまくいかない）か、メンヘラか、マザコンの可能性が高いです。少なくとも男らしく女性を守ってくれるようなカッコいい男ではないと思います。
そもそも男性は、
①自分が頑張って追いかけた
②苦労してやっと手に入れた貴重な女を
②喜ばせて笑顔にさせること
に、恋愛の醍醐味を感じています。これを女性が奪っちゃダメ、絶対。
男の狩猟本能の名残なので仕方ないんです。幼稚園児でもおじいちゃんでも、男は変わらず“周りから人気があって、若くてかわいいメス”が好きなんです。そのメスを他のオスと取り合って勝利することが本能ですから。女性は色々と複雑ですが、男の女に対する価値観は至って単純です。
だから、尽くして愛情を得ようなんて考えないで、まず自分を磨いてキラキラオーラを放って！ニコニコしてれば顔の作りは別として、可愛い楽しい明るいオーラをまとうことはできますから。晴れて付き合うことになったら、尽くしを一切やめて！そのゆるーい、気を遣いすぎない、楽しいオーラは恋愛を長続きさせる一番の力なんです。たまのご褒美として、１ヶ月に一回料理を作ってあげるとか、記念日に手紙をあげるぐらいで十分なんです。それに過剰に喜んでくれる男は、あなたをもっと幸せにしようと色々画策するはずです。その彼が画策してる時間こそが、彼女にハッキリと愛情を感じている大切な時間なんですよ。覚えておいて。
