コスメフリークの女子の間では「最強リップ」との呼び名も高い、【メイベリンニューヨーク SPステイマットインク】。コーヒーカップにもマスクにもキスの相手の唇にもつかないのに、自分の唇だけにしっかり色がついて発色してくれる優秀リップなのです。脂っこいものを食べても歯磨きをしても、本当に何しても取れずに持ちがいい、神様みたいな口紅です。しかし、一部では「私は落ちた!持たなかった!」という声や、色が濃すぎて、買ったものの使い物にならない・縦じわができてババアに見える…なんて声もチラホラ。大丈夫です。全部解決法はあります!個人的に編み出した裏技ですが、この裏技が出回ったら世の中の他のリップが売れなくなるんじゃないかってぐらいです。笑 筆者個人としては、ステイマットインクに出会って以来、他の口紅を買っていません!
★目次★
メイベリン ステイマットインクの色は全色濃すぎる!?裏技を使って普段使いしやすい色に
メイベリン ステイマットインクですが、第2段の新色として発売されたヌーディーカラーシリーズとして売られている色も、どこがヌーディーだっていうぐらいはっきりくっきり色味が出てしまいます。「発色がいい」を通り越して「良すぎる」。チップそのままの色が唇に出るので、オフィスやデートで着るようなフェミニンな服に合わせにくいという意見が目立ちます。そこで編み出したのがこれ。【ステイマットインクに同じくステイマットインクのベージュ系カラーを混ぜ合わせる】という裏技!!発色が鮮やかすぎるものにはベージュでくすませればちょうど良くなるのです。色彩検定をお持ちの方はお分かりになるはず。しかも同じメーカーの同じ商品の色違いなので、香りや色の持ちの良さはそのままです。こんな簡単な方法でステイマットインクの色が濃すぎる問題を解決し、簡単にオフィス仕様のリップが出来ちゃいます。例えば以下写真の配合。
可愛いけど鮮やかすぎて使いにくかった123番が、65番のベージュですごく使いやすい色になりました。もちろん、ベージュももっと足せばより馴染みやすいヌーディーな色に近づきます。このように混ぜて使う、買うべきカラーは以下がオススメ。
- 調整する色味のベージュ系(もしくはブラウン系)カラー:210番、60番、65番
- 鮮やかレッド系カラー:20番、80番、118番
- 鮮やかピンク系カラー:15番、125番、225番
※緑文字の品番は、生産終了や既に売ってないロフトや東急ハンズ、海外限定カラーです。しかし今の時代、そんなカラーも簡単に手に入ります。アマゾンや楽天といった通販はもちろん、メルカリやラクマといったフリマアプリでゲットできます。特にフリマアプリは海外からのお土産でもらった・買った人が業者のように大量出品していて、定価よりも安く買えるなんてザラですよ。
ベージュ系・レッド系・ピンク系の3つの色味でそれぞれ1本ずつ用意していれば、普段使いしやすいリップの出来上がりです!(上手な塗り方は後述します)値段は1本で税込1650円なので4950円です。シャネルの口紅一本と同じと思えば納得でしょう。唇の上で何万通りの色が出来上がります。ブルベさんもイエベさんも、自分にピッタリな色味が作れるはずです。こだわる人はプラスでオレンジ系カラーやパープル系カラーを揃えればベストです!
ステイマットインク 縦じわ・ひび割れができる!対策方法は指で塗ること
SPステイマットインクの難点は、なんと言っても乾燥しやすく、時間が経つと縦じわが目立ってしまうこと。ひび割れて突っ張ったような感触になるのも嫌ですよね。発色は綺麗なままですけど、クソババアの口に見えたら意味ないですよね。それを防ぐ方法は、ステイマットインクをチップから唇に直接塗らないことです。色が濃くついてしまうし、厚塗りになるので時間が経った時縦じわが目立ってしまう原因なのです。シワが目立たなくなるつけ方は、【唇の上下中央にチップでちょんちょんとつけたら、後は指でポンポンと馴染ませるつけ方】。それも「イーーーッ」と言う時の口の形にして縦じわを伸ばした状態でつけるのもポイント。シワになるところに埋め込むイメージですね。先述した2色混ぜて使うやり方も、指でポンポンつける方法ならそれぞれの色のボトルに別の色が混ざってしまうことなくつけることができます。(チップ使って混ぜると、ボトルに戻した時色が混ざってしまう)
メイベリン ステイマットインクが落ちる理由!乾燥対策しながら持ちをさらに良くする方法
16時間落ちないという触れ込みですが、下手すれば16時間どころじゃ落ちません。本当にインクです。いや、ペンキレベル。ステイマットインクじゃなくてステイマットペンキに改名した方がいいぐらい笑 しかし使い方を間違うと、意外と簡単に落ちてしまうので注意が必要です!
マットリップはどうしても乾燥しがち。このステイマットインクも例外ではありません。マットリップはどうしてもカサつく…という人は下地にリップクリームを塗るという方が多いと思います。しかし、下地に何か塗れば塗るほど落ちやすくなってしまいます。またステイマットインクを塗った後にすぐリップクリームやグロスを塗って艶出しも兼ねる、というのもありますが、これも落ちやすくなる原因です。
乾燥対策もして、さらに持ちも良くする方法は、【ステイマットインクを塗って、3分待ってからグロスタイプのリップティントを重ねる】です。3分待つことがポイント。乾ききる前に他のリップを重ねると落ちやすくなってしまいます。また、リップティントグロスということもポイントです。落ちにくいリップに落ちにくいティントグロスを重ねれば完璧です。少しだけベージュの色味が入っているようなリップティントだと、ステイマットインクの強すぎる色味を和らげてくれる効果もあります。グロス効果でツヤも出て、1日落ちないリップの完成です♪
マットステイインクが落とせるクレンジングオイルは?
落ちにくさで有名なSPマットステイインク。でも落としたい時に落とせないのはデメリットです。まつエクでも使えるようなミルククレンジング・水クレンジング・メイクも落とせる泡の洗顔料といった類のものじゃほぼ落ちません。だからと言ってオイルクレンジングであっても、綺麗に落とせるものは限られてきます。(濡れた手で使えるタイプはまず落ちない)
おすすめは【ポイントメイクアップリムーバー】。中でも同じメイベリンが販売しているものは確実にスルッと落ちます。(もちろん他のメーカーのポイントメイクアップリムーバーでも落とせました)ポイントメイクなので、顔全体のメイク落としとして一気に使えないのは二度手間ですが、ゴシゴシ擦らなくても落ちるので、唇に負担をかけたくないならポイントメイクアップリムーバーが一番です。
しかし、今まで使ってきたクレンジングの中で、メイベリンのステイマットインクが負けた(←落とせたって意味)のは資生堂のクレンジングオイル【TISS】。濡れた手では使用できないタイプの方です。手にとった時からわかるんですが、じわぁーっと浸透するような重たい感覚が他のクレンジングオイルにはない感触。これは唇に当てて少しあっためてくるくるとマッサージしたら、あのステイマットインクがするんっと落ちたのです!感激です。どうやらサラッとしたオイルクレンジングよりもこっくりと重たいオイルクレンジングの方がよく落ちるようですね。もちろん顔全体に使えるので手間を省けます。ポイントメイクアップリムーバーを使うのがめんどくさい人は、TISSを使ってみたらいかがでしょうか?
以上、最後までお読みいただきありがとうございました!