have to、should…必要性を表す表現はたくさん似た表現がありますが、上手く使い分けていますか?英語初心者でもこれだけは抑えておきたいポイントをまとめてみました。
★目次★
しなければならない状況、せざるを得ないは、have toを使う!
“have”ってたくさん意味があるから難しいですよね。
- 動詞としてhaveは持つという意味。(他にも色々あります)
- 助動詞として、現在・過去完了系で使う have(had) + 過去分詞で完了、結果、経験、継続。
- 使役動詞としてのhaveは「〜させる」。
思いつく限りではこれぐらいでしょうか。
実は、何かを(外的要因から)せざるを得ないときにもhaveを使うんです。
使い方は、【have(has) to + 動詞の原型】を使います♪
・あることを行う必要性が明らかになっているときや、行わなければ好ましくない結果になることが明らかなとき
・あらかじめ定められていることことについて話すとき
つまり、「必要がある、せざるを得ない」ときに使うんですね。
ちなみに、否定形は
【don’t(doesn’t)have to〜】になり、「…する必要がない」になり、
疑問系は
【Do you/Does he(she)have to〜?】になり、「…する必要があるんですか?」という意味になります。
have toを使った英会話での使い方 文例
- 犬はヒモに繋がないといけませんよ → You have to put your dog on a leash.
- 彼女は学校で英語を話さないといけません → She has to speak English at school.
- 私は現金で支払う必要がありません → I don’t have to pay with cash.
- 彼は早く寝ないといけないんですか? → Does he have to go to bed early?
※疑問文になる場合は、三人称単数系であってもhave は has にならないので注意です!Do を Does に買えたときに「s」を吸い取っているからhasに変えなくていいんです。
どうですか?簡単でしょ!
〜した方がいいという助言、提案は似ているが違うshouldの使い方!
では、have(has)to〜よりもう少し柔らかい言い方のshouldを覚えましょう。一般的な会話では圧倒的にhave to〜より、shouldを使う方が多いと思います。特に、人に強く言えない日本人が使うことが多いかと思いますので使いやすいと思います。
- have(has) to〜 動詞の原型 … (外的要因により)する必要がある
- should 動詞の原形 …(弱い提案)した方がいい。しなくてもいいけどした方が望ましい
上記のようなイメージです。一般的に、社会常識や他人への配慮、または自分の利益になることなので強く言えない(半分お願いの意味もある)ときに使えますね。
should を使った英会話での使い方 文例
- ここにいる妊婦に席を譲った方がいいなぁ → I should give my seat to this pregnant woman.(pregnant woman = 妊娠している女性)
- 彼女は学校で英語を話すべです → She should speak English at school.
- あなたは病院に行った方がいいですよ → You should go to a doctor.
- 彼は布団を毎日片付けた方がいいです → He should put his futon away every day.(put futon away = 布団を片付ける)
海外でも日本の布団=futonっていうのはじわじわ面白いですねww
グーグル翻訳で出てくるnecessaryは安易に使うべきではない
英語で必要なときってどう話すんだろう?と思って、グーグル翻訳で安易に「必要」と調べてしまうと、すぐに「necessary」と出てしまうと思います。直訳は当たってます。さすがグーグル先生。「必要な」「必要で」という形容詞です。だけど私達人間が会話の中で使うとなるとこの形容詞をいきなり使うというのはちょっと使い方が難しいかも?
文例はこんな感じ。
- 例えば水は生きる為になくてはならない → Water is necessary for life.
- 生命を維持するのに最低限必要なカロリー → The minimum calories necessary to sustain life.
例えば海外旅行で使う「必要」という言葉で形容詞を使うことなんてなかなかないです。それよりも「必要です」「必要ですか?」といった助動詞で使う機会の方が圧倒的に多いんです。だから、グーグルで安易に出てきた単語をむやみやたらに使うもんじゃないんですね。
まとめ 英語自体の必要性について
いかがでしたか?必要性を表す英語はhave(has)to〜やshouldを学べたでしょうか?最後に…【必要性】に関連して、そもそも英語自体の必要性について私の意見を述べたいと思います。(本題と思いっきりズレましたねww)
英語は必要ないって叩くサイトは様々あるんですけど、その人自身は英語をペラペラに話せてから言っているのでしょうか?そうじゃないなら、ただの出来ないことに対するヒガミのようにしか聞こえません。それか、勉強したくないことに理由をつけて正当化しようとしているように聞こえます。
「英語で話せるようになったからって、その人の中身がなければ意味がない」なんて、そりゃもっともですが、中身なんてこれからいくらでも出来てきます。ただ、話せる手段=国際共通語である英語を前々から勉強しておくことって、絶対に損はしないと思うんです。
英語が話せるようになったからって、即国際人になれるとは限らないけど、話せない人に比べて明らかに可能性は大きいし、自信もつく。世界の人と話せるということは、世界の人と縁を結べるということ。(男女関係に限った縁ではないですよw)そう考えるだけでもワクワクしませんか?
「必要な人は海外を行き来する人だけ」だとか「仕事が出来るからと言って仕事ができるようになるわけではない」とか…正直、ヒガミですか?としか思えません。英語ができていたら必要なときにいつでも海外を行き来できる語学スキルがあるということだし、英語が必要にな職種にいつでも転職できるわけだから選べる仕事も増えます。今しているビジネスでどうとか観点より、その人個人の今後の人生が輝くと思うんです。
今はわざわざ高いお金出してスクールに行かなくたって、ネット英会話だとか学べる手段はたくさんあります。もちろん、海外の友達を持つことだって立派な勉強法!あなたなりの勉強法を考えだして、迷うことなく英語学習を進めて欲しいと思います。
それでは今日はこのへんで♪