ヘルス&ビューティー

月経カップの臭いがくさい!臭い取りの方法 膣・おりものがにおう…細菌性腟炎やカンジダにカップは危険?

投稿日:

女子たちの間ではじわじわと知名度が広がっている月経カップ。筆者は使い始めて、5ヶ月が経ちました。(月経カップについてはこちらの記事を参照→【月経カップ】怖い!取れない・出せない・抜けない体験談。膣内で見つからない…取り出す方法は婦人科しかない?生理用エヴァカップ)前回の記事で問題だった「出し入れ」についてはかなり慣れて、もう達人の域に入っている筆者です。ゴミが出ないし、ナプキン特有のゴワゴワ感がないし、中に入っている異物感もほぼゼロのいいこと尽くめ!・・・だが!!ここでまた問題が起きたのです。月経カップの自体の臭いが取れないこと。そして、生理後のおりものの臭い問題です。

月経カップ内の経血から酸っぱい激臭!カップからも臭いが取れない!

ある生理4日目の日、仕事が忙しく朝8時から月経カップを入れ、溜まった経血を取り出して流す時間もなく日中を過ごし、取り外したのが夜の7時だったという日があったのです。11時間の入れっぱなしですね。うっすら下着にも経血が漏れている感があった(念のためその日はナプキンを敷いていたので下着は無事でした)ので流石に体にヤバいとは思ってたんですが…。

取り出すと、想像通り経血でパンパン、カップから溢れ出す経血。(グロくて汚い表現で本当に申し訳ありません)それとともに、かなり強い、臭くて酸っぱいニオイが漂ってきたのです。酢を発酵させてより臭くしたような臭い。ただ事じゃない、と直感で感じました。
その日は午後からやけにクラクラとめまいがして、恐らく生理だから少し貧血になったんだろうと、思っていたのですが。(ちなみに生理による貧血でめまいになったことは今までで一度もありません)もしかしたら体に重大な影響を及ばしたのかもしれないと思いました。そして、その刺激臭とも取れる酸っぱい臭いは、月経カップを洗っても洗っても取れないのです!月経カップを5ヶ月使ってきましたが、その中に溜まった経血がニオうなんてこと初めてだったので驚きしかありませんでした。

月経カップの正しいお手入れ方法。臭い取りには煮沸消毒+酢&ミルトンがおすすめ

思えば月経カップを使い始めてからというもの、そのお手入れは本当にいい加減でした。お手入れの方法は、毎クール月経終了後に煮沸消毒が必要です。小鍋に水を張って、5分ほど浮かせて煮沸させなければなりません。もちろんその間は、カップが熱で変形しないように鍋底やフチに当たらないよう菜箸などでつつき見張っていなくてはなりません。

しかし、料理する鍋で月経カップを煮沸させるなんてとてもできません。だからといって専用の鍋と菜箸を買って保管しておくのも「そこまでやるか」感があるし、そもそもキッチンがリビングと一緒だし、実家暮らしで常にリビングに誰かがいる状況。つまり、鍋で5分間、誰にもバレずに煮沸消毒することが難しいのです。(夜中でもガスコンロの音を聞きつけたら誰かが来る…)
だから、バレないようティファールの瞬間湯沸かし器で沸騰させたお湯を月経カップに流しかけるだけで消毒を済ませていました。(真似しないでください)
しかし、案の定その方法では月経カップに染み付いてしまった酸っぱい臭いは取れませんでした。そこで、どうにか鍋で煮沸する以外に除菌できる方法がないか調べたのです。するとこんな商品が。

あの有名なメルーナカップ(月経カップ)を作っている会社が販売している月経カップ専用の除菌錠です。名前は除菌用ミルトン。安かったのもあるし効き目もわからなかったのでまずは10錠入りのものを購入しました。(ちなみに私はメルーナカップではなくディーバカップです。ミルトンは一応メルーナカップ専用って書いてあるにも関わらず使っちゃってます。ダメかもしれないですが悪しからず)
これを選んだのはその手軽さ。コップに一杯(約100ml)の水に1錠を溶かし15分漬けて放置するだけ。その後水気を切るだけでおしまいです。超簡単!!!これなら実家暮らしでも自室でこっそりできるし、使わないコップなら家庭に一つは絶対あるので専用の鍋をわざわざ買う必要もありません。鍋のように菜箸でつついたりして見張る必要もないので放置で終わります。
いざ試して、終わった後月経カップの臭いを嗅いでみると…消えてる!!あの酸っぱい匂いが消えてる!!!感動ものでした!
今まで煮沸消毒でお手入れをきちんと済ましてきた方もミルトンと併用することでより安全に月経カップを使用し続けられるかもしれません。後で分かったのですが、煮沸消毒の際に少量の酢を加えると臭いが消えるそうです。酸っぱい臭いは酢で消せってか!haha!

細菌性腟炎の人が月経カップ使用は危ないor安全?使い方が重要

無事月経カップ自体の臭いは取れ、生理も終わり、キラキラ期に突入♪遠距離恋愛中の彼氏にも週末は会える❤︎なんてウキウキ気分でいたのも束の間。
生理後、満州(マン臭)事変が起きたのです。(本当に汚い表現で重ね重ね申し訳ありません)おりものが灰色っぽいピンク。それが魚の腐ったような、スルメのような、または発酵チーズのような臭いを放つようになりました。中に指を入れて嗅いでみると悶絶レベルの激臭。これはまずい…。遠距離恋愛中の大好きな彼氏と1ヶ月ぶりに会ったというのに、しかもわざわざ生理期間を避けて予定したというのに、夜を拒み戦争するという悔しすぎる事態まで勃発しました。(これは関係ないか)
数日経ってもこのマン臭は消えず…。【臭い=菌が住んでいる】多くの事象でこの法則が当てはまります。もしかして性病にかかっているのかもしれない。もしかして子宮関係の癌なのかもしれない。不安になって病院に行きました。そして、子宮がん検診に加え、淋病・クラミジア・トリコモナス・梅毒・カンジダ全ての検査を受けました。(6000円の出費です。地味に痛い。)
結果、ガンや性病ではなかったのですが、言われたのは「細菌性腟炎」とのことでした。私自身初めて聞く病名だったのですが、かなり患者数は多いとのこと。どうやら膣内の乳酸菌などのバランスが崩れているときに常在菌が過剰に繁殖することで発生する炎症とのこと。特定の細菌に感染する性病とは違うようです。悔しいことに再発もしやすいそうです。ただ、放っておくと子宮内膜症や卵管炎の原因になったり、不妊の原因にもなるそうなので性病じゃないからと言って油断はできません。筆者は婦人科で膣錠を入れていただいたら今のとこ調子は良くなりました。

月経カップが臭いのは危険サイン!のお手入れの重要性

今回、満州(マン臭)事変からの細菌性腟炎を発症させてしまったことは、月経カップの激臭事件とは関係ないのかもしれません。むしろ月経カップは細菌性腟炎の予防にもなるらしいのです。ある研究でも、月経カップを使用しても腟内細菌叢への有害な影響はみられなかった、ともあります。余程タンポンの方が危険とも記述があります。
要は使い方が重要ってことを伝えたかったのです。月経カップは医療用シリコンで作られているから安全、と謳っていても、お手入れ方法がズボラだとその安全性はなんの意味もありません。
筆者がもし月経カップが原因で細菌性腟炎になってしまったとしたら確実にずさんな使い方(4日目に11時間の入れっぱなし)と、ずさんなお手入れ方法(煮沸消毒せずに熱湯をかけて終了するだけ)が原因だったと考えられます。。。月経カップを愛用している女子の皆様、慣れてくるとついつい手抜きになってしまうお手入れですが、今一度気を引き締め直してくださいね!では!

スポンサーリンク

こんな記事も読まれています

-ヘルス&ビューティー
-,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

【shiro】シロの香水が人気の理由は田丸麻紀効果?男ウケ抜群!値段は安いor高い?おすすめの商品は?フレグランスや化粧水

shiro(シロ)というコスメブランドをご存知でしょうか。最近のコスメ大好き女子の間ではすっかり定着しましたが、実は歴史が古く、なんと1989年に設立された株式会社ローレルが展開するブランドなんです。 …

【コスメデコルテ】パウダーはテカりなし&崩れない!イエベ・ブルベに人気の色(種類)は?毛穴落ちは?ツヤorマットで選ぶ!安く買う方法は?

アットコスメのパウダリーランキングで毎回上位に食い込む、コスメデコルテ(COSME DECORTE)の AQ MW フェイスパウダー。既にコスメデコルテと言えば!という代名詞にもなってますよね。そのか …

【指毛】毛穴の黒ずみは脱毛で消える!?濃い女が実践してみた写真画像あり(ミュゼ)

女子で指毛が多くて男(オヤジ)っぽい指に悩んでる方は多いのではないでしょうか?しかし、“毛”だけに悩むならまだまだです。だって抜けばキレイなんでしょ?本当に根深い悩みを抱えている人は「指毛」だけじゃな …

【月経カップ】入れたままおしっこや大便(うんこ)できる?衛生面は汚い?いきむと抜けないのか トイレ内で取り出すときの注意!

ナプキン、タンポンに続く、第三さんの生理用品、月経カップ。もう知ってる人も多いはず!月経カップを初めて使った時…私は取り出せなくなって、朝時間のない中1時間近く外すために自分の膣と格闘した過去を持ちま …

【オゥパラディ】香水の男ウケランキング!一番人気のフルールはランバンに似てる!年代は若い人向けか【AUX PARADIS】

皆様は【AUX PARADIS】(オゥパラディ)という香水をごご存知でしょうか? ちゃねここのボトル最近インスタでよく見る! ものすごい外国のブランドっぽいですが、実は日本の会社で、原産国も日本です。 …

スポンサーリンク

スポンサーリンク

★記事カテゴリ★

★サイト内検索★