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カルテット9話の感想!内容のあらすじとネタバレ
先週と同じくWBCで延長の後のカルテット第9話(3月14日放送分)でした!内容は、真紀(松たか子)の正体が警察に暴かれるというあらすじでした。本当の早乙女真紀(結婚時:巻真紀)は山本明子という人物。14年前に、300万円で戸籍を購入したというオチでした。(ちなみに本当の早乙女真紀 役:篠原ゆき子 は戸籍を売っていた。罪にならないらしい)山本明子は10歳で母親を自転車事故で亡くしました。しかも相手は12歳の中学生。事故の賠償金は2億円です。当然加害者家族は崩壊。12歳の中学生は事故当日に生まれた弟と一度も一緒に暮らせず…。一方、その後、義理の父親に育てられた真紀は暴力・虐待を義理の父親から受けます。その暴力から逃げるため300万円で戸籍を買い、逃亡したと。
ちょうど真紀が戸籍を買った頃に、義理の父親が心不全で亡くなったということが明らかに。それで警察は「山本明子(松たか子)が殺したんじゃないか?」と疑いをかけます。
真紀の元旦那、幹生(宮藤官九郎)はこう言います。「2億にも及ぶ賠償金を請求するのに、真紀ちゃんは被害者なのに加害者みたいな気持ちになって、その請求を止めようとして戸籍を売ったのでは?」。しかし、警察は「あなたも騙されていたのですよ?」とグサリ。せっかく結婚して全く新しい名字で本当の自分を手に入れた真紀を、失踪の後、離婚してしまったことよりまた偽の名前、早乙女真紀に戻してしまったことで、幹生は罪悪感に打ちひしがれることになります。
警察は軽井沢までやってきて、真紀(明子)の事情聴取を取ることに…真紀が車に乗らせれて行くシーンが真紀の最後でした。真紀のいなくなった別荘は、すずめがきちんと朝ご飯を用意して(料理できるやないかいww)寂しく3人で食べているというシーンで9話の幕は閉じました。
カルテット第9話の名言・伏線回収・感想!
第8話の伏線であった「早乙女真紀は松たか子ではない」という事実をあっさり回収してくれた第9話でした。真紀は悪いことをしていない、カルテットドーナツホールにいる真紀は噓でもない本物の真紀だ、とすずめ(満島ひかり)が一生懸命語りかけるシーンが印象的でした。真実をメンバーに語る真紀に、「人を好きになるって勝手にこぼれる者でしょ?過去とかなくても音楽やれたでしょ?私は真紀さんが好き」「音楽は戻らないでしょ?前に進むだけだよ」と名言台詞炸裂。
すずめ「真紀さんは信じてほしいの?信じてほしくないの?それだけ答えて」
真紀『…信じてほしい!』
このシーンで思わず泣いてしまいました。すずめの言うように、真紀は別に騙してないし、言いたくなかったことをあえて言わなかっただけで。悪いことではないような気がします。ただ、本当に義理の父親を殺していなかったらの話ですが。警察の言っていた名言「大抵の犯罪者は自分を被害者と思うことから始まる」にも共感しましたし…。
カルテットのことですし、次週の最終回で大どんでん返し、真紀が殺してたということが明らかになったりするのでしょうか…!?面白いからそうであってほしいような、ないような…見終わった後も奇妙な気持ちにさせるドラマです。
有朱(ありす)の「猫・雨に濡れた犬・虎・ペットボトル一本分の距離」が復活!
9話では、以前に出てきた来杉有朱(吉岡里帆)の「猫・雨に濡れた犬・虎・ペットボトル一本分の距離」が実践編で出てきました〜〜!!
ノクターンの店長であり、「パパ」こと谷村大二郎(富澤たけし:サンドウィッチマン)の前に「猫・雨に濡れた犬・虎の態度を取る」「ペットボトル一本分の距離を保つ」で迫ってみるも、あえなく撃沈!!「アリスちゃん、さっきから何やってんの?僕はママを愛してる」と!!超カッコよかったです!!!
それきっかけで来杉有朱はノクターンを辞めることになるのでですが、最後まで小悪魔で怖い女でした…最終話はちょっとでも出てくるのでしょうか?楽しみです。
「本当の早乙女真紀」の役は誰?篠原ゆき子
本当の「早乙女真紀」の役を冒頭で少しだけ演じてたのは女優の篠原ゆき子さんです!
生年月日:1981年1月21日(36歳)
職業:女優、タレント
出身:神奈川県
血液型:A型
身長:161cm
スリーサイズ:B83、W61、H87
映画『共喰い』(青山真治監督)により第28回高崎映画祭最優秀新進女優賞を受賞!
カルテット9話 気になったモノ・コト。リスの習性やスターシップ対ゴースト!
●別府の発言「リスはエサを半分残して、半分持って帰る。春になった空を見上げる」→まじか!!!すごい!!
●本当の早乙女真紀の発言「戸籍を売っても犯罪にはならないの!?TSUTAYAのカードも作れる〜!」→まじかああああ!!
●人生やり直しスイッチ→押すタイミングっていつだろう…
●真紀とすずめがやってた遊び「あんたちょっとバカね あんたよりマシよ ビームシュワッチ!」→年代にもよりますが、小学生のときこの遊びしませんでしたか?シュワッチのときにとるポーズはもちろんウルトラマンです。
●カルテットの4人で見てた、宇宙もお化けも出てこない映画「スターシップvsゴースト」→調べたらLEGOのアニメ映画「反乱軍スターシップ ゴースト」が出てきました。けどこれは宇宙も幽霊も出てきますねww架空のDVDだったんでしょうね。散々おもしろくないってディスられてたしwww
家森が指摘「商品名ではなく名詞で言うべき」
別荘で熱帯魚買いたいといった話になったときカクレクマノミのことを「ニモ」と言ったことをきっかけに家森(高橋一生)は「商品名で呼ぶな」と指摘します。それが逸品過ぎて笑えましたwwちゃんと覚えて正しく使おうと思います。
ニモ・・・カクレクマノミ
ホッチキス・・・ステープラー
バンドエイド・・・絆創膏
ポストイット・・・付箋紙
トイレ詰まりを直すパッコン・・・ラバーカップ
カルテット9話の名言集・まとめ
「パンツだけ履いてない社会人か、パンツしか履いてない社会人、どっちがまともな社会人?」というくだらない発言の数々にも笑わせられましたwwどっちもヤバい社会人だよwwまた、「ドーナツは穴が空いてなかったら揚げパン」にはなるほど、と思いました。穴が空いてるからいいんですよね。
そして、真紀の考えたことわざ「咲いても咲かなくても花は花」や、すずめの考えたことわざ「起きてても寝てても行きてるー!」という台詞がありましたが、言いたいのはこの話全体を通じて「そのままのあなたでいい」ということだったんですよね。本当に上手な脚本だとつくづく関心させられる回でした。
次回10話はいよいよ最終回!!見逃せませんね!!3月21日10時からですが、今回みたいにWBC準決勝の関係で放送時間が遅れることもあるので、要注意ですよ★