筆者、毎年毎年、年に4回は風邪を引きます。別に体が弱い訳でもなんでもないですが、もうそういう体質だと割り切っています。一般的に年をとると引きやすくなるとも言いますが、もうすぐ60歳になるという私の母は全く風邪を引かずぴんぴんしています。年齢はそこまで関係ないのでしょうw
さて、そんな厄介な風邪ですが女子に嬉しいことの一つとしてはダイエット効果なのではないのでしょうか。すごい人だと程度にもよりますが一回の風邪でなんと4〜5kg落ちるそうです。胃腸風邪やインフルエンザだともっとすごく7〜8kg痩せるツワモノも!動かずとも簡単に痩せられるダイエットだからって、積極的に風邪を貰いにいってる女までいるそうですwwなぜ風邪で痩せるのか?水分がなくなっただけ?リバウンドは?気になる情報をまとめました!
★目次★
なぜ風邪ダイエットできるのか?風邪で痩せる理由と原因
なぜ風邪でダイエット(体重が落ちる)のか?原因をまとめてみました。
風邪の間は食欲が落に食べられないから痩せる
ひどい風邪や胃腸風邪、インフルエンザのときはほぼ一日中横になって安静にしていることも多いでしょう。そうすると普段より食欲も湧かないし、食べられたとしてもふやかしたおかゆやゼリー、ヨーグルト、もしくはさっぱりした果物といったカロリーの低いものばかり。単純に食べられずに痩せるという理由が多くを占めています。ただ体調に関係なく食欲がある人だっています。その人はこの理由ではなく、以下に記載する理由から痩せてしまっているのでしょう。
発熱による発汗で水分が抜ける
自分の体は動いていなくても、体の中ではウィルスと自身の免疫力(白血球)が熾烈な闘いを極めています。そこから発生するのが熱。闘いが激しければ激しい程、熱が高くなります。(インフルエンザがまさにそうですね)。すると、体は大量に汗をかいています。発汗により単に水分が減って体重が落ちるパターンです。不思議なぐらいにいくら水分を摂ってもそこまでトイレにいかなくてもいんです。尿になる前に汗として水分が体から出ていっているのでしょうね。また、胃腸風邪もそれは顕著。弱った胃腸は十分に消化・吸収することができませんので、飲んだもの食べたものが上や下から出てしまうので、水分がなくなるのでしょう。
風邪での咳やくしゃみの消費カロリーが大きい!何kcal消費するの?
意外とも思われますが、咳やくしゃみの消費カロリーはすごいです。
※参考までに日常生活での消費カロリーはこちら(体重50kgの人で計算)↓
ジョギング(10分)・・・60kcal
ウォーキング(30分)・・・79kcal
自転車(30分)・・・105kcal
水泳平泳ぎ(30分)・・・139kcal
電車で立つ(60分)・・・95kcal
1回の咳=約2kcal消費するといわれています。
1分間に2回咳をすると、1時間→240カロリー。4時間→1000カロリー消費となります!たまに咳が止まらなくなって30回ぐらい連続で出るときなんかは60kcalを一気に消費しちゃいます。ジョギング10分と同じ!そりゃあ痩せるわ!
そして、くしゃみはというと、
1回のくしゃみ=約4kcal消費だそうです。咳の倍のカロリー!確かにくしゃみの方が腹筋使うし体へのダメージも大きそうです。仮に1分間に2回くしゃみをすると、1時間→480カロリー。4時間→1920カロリー消費となります!1920カロリーって成人の1日分の基礎代謝と同じぐらい。ジョギングだったら5時間30分以上分ですよ…4時間くしゃみしちゃったら2日分食べないと痩せ続けちゃうってことです。
生理と風邪が被るとかなり痩せる(女性の場合)
割とあるあるなんですけど、女性は生理期間と風邪が被ることが多々あります。排卵後の高温期(モヤモヤ期)に体調が不安定になり、生理期間中はもっとも免疫力が低下するというデータがあります。この時期に風邪にかかりやすいこともうなずける結果です。筆者もこの時期によく風邪をひいています。一日寝てる体勢になので、ずっと夜用のナプキン(時にはタンポンを併用)するという情けない姿になります。ただでさえ食べれないのに生理痛の腹痛や腰痛でよけい食欲が落ちる、体からは汗も経血も出ていってげんなりしますよね。普通の風邪引くときより生理中と被った場合はより痩せると言えます。
どうでもいいですが、生理に関して興味がある方はこちらの記事も併せて読んでみると参考になるかと思います。過去の人気記事です↓
【生理早く来させる】薬以外の方法!ツボ押しの効果・場所は?アロマも効果的!
【生理を遅らせる方法】薬以外!おまじないや食べ物の効果は?旅行やデートと被る…経血コントロール!
リバウンドは絶対する?風邪で体重が落ちて維持する方法は?
断言します。風邪で痩せてもかなりの確率でリバウンドします!!単に水分がなくなっているだけのことも多いのでまさに水を飲んでも太るといった状態。食事については、ある程度食べないと抵抗力がなくなり風邪が長引き辛い思いをするので、ビタミンなどのサプリメントと併用しつつある程度食べましょうね。
だけど、痩せた体重を維持する方法はないことはありません。オススメなのは筋トレ。風邪でずっと寝ていることで急激に筋力も落ちているので、病み上がりは基礎代謝が下がってしまっている状態です。(基礎代謝=何もせずじっとしていても、生命活動を維持するために生体で自動的に行われている活動で必要なエネルギーのこと)代謝を上げて痩せやすい体にしましょう。それを上げるには筋肉量を増やすことが重要なのです。完全に風邪が治ってから、継続できる軽い筋トレを始めてみましょう。ウォーキングなどの有酸素運動と組み合わせても効果大です。
風邪で痩せたあとは拒食症(摂食障害)に注意!
風邪で急激に落ちた体重を絶対に維持したい!と思えば思うほど今までみたいな食生活を送ることが怖くなってしまいます。風邪で急激に体重が落ちたということは、無理なダイエットをしたあとと同じ状態なのですから、拒食症を発症する可能性も高いです。水分が抜けた分は確実に戻ってしまうとどっしり構えて、ヘルシーで健康的な食生活と運動を心掛けてください。またそこで無茶なダイエットしたら、また風邪を引くことも。(実際に拒食や過食・嘔吐を繰り返す摂食障害の人は免疫力が低いため風邪にかかりやすく、その風邪を歓迎していることも多い)堂々巡りで病的な痩せ方になってしまいますので、くれぐれも注意して下さい。肌荒れもイヤですしね。
それでは、最後までお読み頂きありがとうございました。